酵素サプリの１日の摂取量の目安はどの程度までか？
酵素サプリは主に粒状で販売されており、生タイプの酵素が配合されているものと、加熱処理が施されたものの２種類があります。酵素は熱に弱い性質のため、加熱処理を施されたものは、せっかくの酵素が変質してしまっていることも考えられます。腸内でしっかり働くためにも生タイプのものを選ぶようにしましょう。含まれる菌の種類も各メーカーについて様々なものが出されていますが、飲むタイミングや飲み方についてもそれぞれ記載が違うので、配合されている菌が体内で最も働きやすい環境になるように、基本的にはメーカーの推奨する飲み方で飲むのがおすすめです。ただ、吸収率が良くなることを考えると、食前にとった方が良いかもしれません。飲むタイミングとしては、胃腸が活発に働く食後や夜寝る前だと、酵素が働くタイミングとして最適です。ただ、あまり酵素をとるタイミングは気にせずに、毎日続けるように心掛けましょう。一日の摂取量も特に決まりはありませんが、メーカーの推進する量に従って飲みましょう。お茶やスポーツドリンク、ミネラルウォーターなどで飲むと酵素の働きが阻害されてしまうことがあります。飲む時は水か、吸収率の良いぬるま湯で飲むことをおすすめします。
酵素サプリの摂りすぎによる副作用の有無とは？
酵素サプリは、もともと食品の扱いなので、沢山飲んでも副作用が起こることはありません。酵素サプリを飲むことで現れる嬉しい効果としては、サプリに含まれる食物由来の乳酸菌や麹菌などの善玉菌が、お腹の中の善玉菌を活性化し、悪玉菌をしっかり減らすことで、腸内環境をしっかり整えてくれる効果が期待できます。通常、生まれたての赤ちゃんの腸内には善玉菌だけで悪玉菌は住んでいません。そのため、赤ちゃんの便は酸っぱい匂いがしますよね。これはお腹の中のビフィズス菌などの香りです。ストレスや病原菌が口内から体の中に入ってしまうと、悪玉菌が増え、便の匂いもきつくなってしまいます。悪玉菌が増えると腸の働きが弱まり、毒素を出すため、便秘や軟便など様々な症状が起こり、大腸炎や大腸がんなど、いろいろな病気の原因にもなってしまいます。腸内環境が整うと便秘の解消、免疫力の向上、代謝の向上により血行も良くなり、ダイエット効果だけではなく、冷え性の解消にも役立ちます。また、胃腸が整うことで栄養素もしっかり吸収できるので、疲労回復効果も期待できます。たっぷり眠った後なのに眠たいという人や、朝起きて体がだるい、疲れが取れないという人はぜひ試してみて下さいね。また、酵素サプリには、体の中の活性酸素を減らす抗酸化作用が期待できるので、アンチエイジング効果も期待できます。お肌のターンオーバーを促進してくれるので、シミやくすみ、ニキビやしわなどの減少に役立ちそうですね。酵素サプリは植物由来の植物性発酵食品なので、赤ちゃんからお年寄りまで誰でも安心して口にできます。便秘だけでなく軟便で悩んでいる人、お腹がごろごろする人、アレルギーでお悩みの人にも腸内環境を整えることは非常にメリットがあります。家族みんなでとりたいですね。
大量に摂取することで疾病が治ることはありません
ダイエットを始めていると、ついつい「すぐに効果を実感したい！」という気持ちに駆られて、飲む回数や飲む量を増やしてしまいますよね。でも、実は酵素自体はほとんど体の中にとどまらず、通過してしまうため、沢山飲んでも効果は一定でしかありません。体の中を通過する時に良い働きをしてくれるので、常に酵素が体で働いている状態を維持するためには一定の量を一定の回数だけ取るのが一番効果的と言えます。大量に摂取しても余分なものは働かないままに体外に排出されてしまうのはもったいないですよね。薬もそうですが、一度に大量にとったからと言って効果が期待できるものではありません。大切なのは毎日続けることです。そのためにも酵素サプリを選ぶ時は配合成分、製法に加えて、続けやすい味や飲みやすさ、手に入りやすいものであること、無理のない金額であることが大切ですね。短期勝負のダイエットもありですが、できれば体質改善をして腸内環境を整え、自分自身の体の代謝や免疫力の向上を目指しましょう。１か月先よりも３ヵ月先、半年先と美しく生まれ変われると良いですね。酵素サプリを摂りすぎても副作用や健康被害が起こることはありませんが、だからといって、効果がアップしたり、健康が促進したりすることもなく、無駄になってしまうかもしれないということを覚えておいてくださいね！
