美肌作りに欠かせない!今すぐ摂りたい驚くほど美容に効果的な3つの栄養素

美しい肌や体を保つためには、外側からだけでなく内側からのケアが大切なことは、今では常識となっています。せっかく入念に手入れしても、内側からのケアを怠ると外側からのケアの効果も半減してしまいます。美容に効果的な栄養素をしっかりと摂取して、若々しく健康な美しさを手に入れましょう。

食べる美白美容液!トマトに含まれる「リコピン」

トマトは私たちの食卓でもよく並ぶお馴染みの食べ物ですが、驚くほど健康や美容効果が高いことをご存じですか。あるアンケートでは、医者が選ぶ健康のために食べたい食べ物のランキングで、見事1位に輝きました(1)。そんなトマトの栄養素の中でも、特に注目されているのが「リコピン」です。

リコピンはトマトの赤色を作っている色素成分で、トマトの他にスイカや柿などにも含まれています。このリコピンは美容面に高い効果を発揮することから、食べる美白美容液と呼ばれることもあるのです。

リコピンの最大の特徴は強力な抗酸化作用を持っている点です。日常生活の中では紫外線を浴びたりストレスを感じたりすることにより、体内で活性酸素が発生します。この活性酸素は体をサビつかせ、シミやシワの原因となっています。リコピンは活性酸素から体を守る作用があり、肌へのダメージを軽減してくれるのです。そのため、リコピンを摂取することで若々しい肌を保ち美白効果も期待できます。

さらに、女性に嬉しいのが、ダイエット効果も期待できる点です。リコピンには中性脂肪と悪玉コレステロールを減らす働きがあり、エネルギー代謝機能を高めて痩せやすい体にするとされています。リコピンを摂るだけで、美肌になり、おまけに痩せるなんて、まさに夢のような栄養素ですよね。

注意したいポイントとして、リコピンは体の中に蓄えておくことができません。そのため効果を得るためには毎日継続して摂り続けることが大切です。リコピンの1日の目安摂取量は15ml以上が良いとされていて、トマトならば2個程度です(2)。毎日2個食べると考えると辛いような気もしますが、トマトジュースやトマトソースでもOKです。トマト自体が苦手という人はサプリメントでも販売されています。

美肌には必要不可欠!柑橘類で摂取する「ビタミン類」

ビタミンが肌に良いというのは誰でも聞いたことがあると思います。ドラッグストアでもマルチビタミンのサプリメントがたくさん並んでいますよね。ビタミンにはたくさん種類があるため、実際それぞれがどういった役割を持っているかご存じない方も多いのではないでしょうか。いくつか代表的なものをご紹介します。

ビタミンC

紫外線によるメラニンの生成を防ぐ働きがあり、シミを防ぐ効果が期待できます。また、肌の弾力を保っているコラーゲンの生成に必要な栄養素でもあります。

ビタミンB2

脂質と糖質を分解する働きがあり、脂肪の蓄積を防ぐためダイエットに嬉しいビタミンです。また、体の免疫力をアップさせたり、細胞の再生を助けたりする働きがあるため、肌にも必要なビタミンです。

ビタミンA

皮膚を丈夫にしながら免疫力や抵抗力をアップさせます。ニキビや肌荒れを防ぎながら治癒効果を高めてくれるため、美肌には欠かせないビタミンです。

ビタミンP

毛細血管を丈夫にし、血液循環を良くします。ビタミンCの吸収を助ける働きがあるため、一緒に摂ると美肌効果がアップします。

ビタミンE

抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去して若々しさを保ってくれます。アンチエイジングが期待できるビタミンで、ビタミンCと一緒に摂ると相乗効果を発揮します。また、トマトに含まれるリコピンと一緒に摂るとリコピンの吸収性が向上しより美白効果が高くなります。

これはほんの一部ですが、ビタミンはどれも肌や体に良い働きをしていることがわかりますよね。このビタミンを効率良く摂取するには、柑橘類を食べるのがおすすめです。みかんやグレープフルーツにはビタミンが豊富なだけでなく、セラミドや食物繊維など美容に嬉しい成分がバランス良く含まれています。また、ビタミンは水溶性のものも多く、料理すると壊れてしまうため、生でそのまま食べられるフルーツはおすすめです。

女性に嬉しい栄養素!豆腐や豆乳に含まれる「イソフラボン」

最近では大豆イソフラボンを使った基礎化粧品が人気になり、その美容効果が注目されましたね。イソフラボンは外側からだけでなく、食べることで内側から効果を発揮します。

イソフラボンはポリフェノールの一種で、色々な食品に含まれているのですが、その中でも豆腐や豆乳で摂れる大豆イソフラボンは代表的な存在です。大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと良く似た働きをするため、女性の美容と健康を守るのに、とても効果的とされています。

嬉しい効果がたくさんある中で、まず注目すべきはその美肌効果です。

大豆イソフラボンは抗酸化作用があり、シミやしわを防いで潤いのある肌を保ちます。特に深く刻まれてしまったシワは外側からのケアだけではなかなか改善が難しいとされており、内側からの栄養摂取が非常に大切になるのです。また、体が酸化することで起こるコラーゲンの分解を防ぐ働きがあるため、肌の弾力を守りながら美肌へ導いてくれます。

そして、女性に嬉しいのが、ダイエット効果とバストアップ効果が期待できる点です。

元々、女性ホルモンには脂肪を燃焼しやすくさせる働きがありますが、女性ホルモンは歳を重ねるうちに分泌量が減ってしまいます。そこを大豆イソフラボンで補うことにより、女性ホルモンと同様の働きで脂肪の燃焼を助けてくれるのです。そのため、長期的に摂取を続けることで痩せやすい体を維持するダイエット効果が期待できます。また、女性ホルモンの代わりに乳腺を刺激することで、バストアップ効果が期待できることもわかっています。

大豆イソフラボンの1日の摂取量の目安は70mg~75mgとされています。食品に置き換えると豆腐半丁で約51mg、豆乳なら1杯で約45mgとなります(3)。過剰に摂取してしまうとホルモンバランスが崩れて逆効果になってしまう可能性があるため、目安を守りながら摂るようにしましょう。

参考サイト

B/Hマガジン編集部

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