コスパ最強!?米ぬかでキレイを手に入れる!

コスパ最強!?米ぬかでキレイを手に入れる!

日本人が昔から生活の知恵として取り入れてきたオーガニック化粧品、「米ぬか」。米を精米する過程でとれる玄米の外皮と胚芽部分で、玄米の持つ栄養分のうち90%以上の栄養が米ぬかに詰まっていると言われています(1)。ビタミンやミネラル、食物繊維といった美容と健康に役立つ栄養素を豊富に含んでいるため、様々な方法で活用されています。普段なら捨ててしまうモノを活かしたアイディアですから、そのコストパフォーマンスの高さは言うまでもありません。ここでは、そんな米ぬかの活用術をご紹介します。

米ぬか洗顔で目指せしっとり肌!

米ぬかを使った美容術を実践する前に、その準備としてまずは肌のパッチテストをしましょう。天然由来の成分ですが、肌に合わない人がいないとは言い切れません。万が一の事態を避けるためにも、腕の内側などの皮膚で事前にパッチテストを行い、アレルギー反応が出ないかを確認しておきましょう。

無事パッチテストを終えたらまずは洗顔から米ぬかを取り入れてみてはいかがでしょうか。米ぬかには汚れを落としてくれる働きがあり、昔から石鹸代わりに用いられてきました。肌の角質を適度に取り除いてくれるので肌が柔らかくなり、一方で米ぬかに含まれる油分が潤いを与えてくれるのでモチモチ美肌を目指せます。またメラニン色素を取り除いてくれると言われていますので、美白効果も期待できます。

米ぬかを使った洗顔方法は直接顔につけて洗う方法と、ぬか袋を使う方法の2種類があります。米ぬかをそのまま使う場合にはスプーン1~2杯の米ぬかを手の平に載せ(2)、少量のぬるま湯とよく混ぜて使います。指先でよく混ぜたらダマになってくるので、それを顔につけて両手を使って顔全体に伸ばすようにマッサージしていきます。その後洗い流すだけですが、米ぬかがスクラブ剤のように働くので敏感肌の人にはツラいかもしれません。そのような場合は米ぬかを直接肌に当てないぬか袋を使った洗顔方法がオススメです。大さじ3~4ほどの米ぬかをガーゼやハンカチで包み(3)、ヒモや輪ゴムで口を閉じるだけでぬか袋は完成です。そのぬか袋にお湯を含ませ、中から白い液が染み出てきたら顔にそっと押し当ててくるくると顔の上を滑らせていきます。米ぬかに含まれる適度な油脂が潤いを与え、肌をしっとりとさせてくれることでしょう。

湯船に入れて、入浴剤代わりに

冬場、乾燥が気になる季節には入浴剤代わりに使うのもオススメです。ビタミンB1・B2、ビタミンEといった栄養素だけでなく、米ぬかには「オリザブラン」という肌の水分量を一定に保ち肌荒れや乾燥に効果が期待できる栄養素も多く含まれます。入浴剤として使えば顔だけでなく一度に全身の乾燥肌対策ができるので楽チンですね。

米ぬか風呂に浸かるために準備するものはカップ1杯程度の米ぬかと、そしてそれを入れる布袋だけ(4)。もし適当な袋が見つからない場合にはお茶用の紙パックでも代用ができます。それを湯船の中に入れ、お湯の中でモミモミすると次第にお湯が乳白色に変わり、まさに入浴剤を入れたお風呂のようになります。神経質な人はぬかのニオイを感じるかもしれませんが、ぬか漬けのぬか床のような強烈なニオイではないのでゆっくりとバスタイムを楽しめることでしょう。しかし残りを放置するとニオイが強くなってきますので、お湯はすぐに抜いた方がいいでしょう。米ぬかの使用も1度きりにして、使用後はよく乾燥させて生ごみとして処理をします。なお米ぬかはお米屋さんやスーパー、精米所などで入手できますが、酸化の進んでしまった米ぬかではかえって肌にダメージを与えることもありますので、なるべく新鮮なものを選ぶようにしましょう。

身体の中から、キレイにアプローチ!

そして米ぬかは身体の外側からだけでなく、内側からも美肌へ働きかけてくれます。様々な料理にちょい足しすることで食物繊維やビタミン・ミネラルなど栄養豊富なレシピへと早変わりします。米ぬかを食用として使うときには、乾煎りをした「煎りぬか」を使います。生のぬかを油を引かずに熱したフライパンで7~8分煎ることで気になるニオイが取れ(5)、殺菌もでき、密閉容器に入れておけば冷蔵庫で1週間程度保存が可能です。軽く、サラサラとしているのでそのままカレーやシチューに混ぜたり、天ぷら粉やお好み焼きの粉に混ぜたりといつもの料理に少し入れるだけで効果的に摂取できます。あるいはパンケーキやクッキーの生地に混ぜるなどお菓子作りにも活用できます。しかし入れすぎると独特な風味が出てしまうこともありますので、バランスを見ながら使うようにしましょう。美容目的で摂取するなら、ヨーグルトに混ぜフルーツと一緒に食べるのがオススメ。フルーツに含まれるビタミンが米ぬかのビタミンと一緒になって働き相乗効果が期待できるだけでなく、食物繊維と乳酸菌を一緒に取れるのでお通じの改善にも役立ちます。もちろん、日本の伝統食であるぬか漬けに挑戦してみるのもいいかもしれません。

どのように使う場合も、米ぬかを使用する際にはその保存方法には気を配りましょう。生ものですから傷みやすく、常温保存はできません。冷蔵庫で1~2週間、冷凍庫で1ヶ月程度保存ができると言われていますが(6)、肌に直接つけたり口に入れたりするものですから、なるべく新鮮なうちに使い切った方がベターでしょう。鮮度が落ちた米ぬかは洗剤代わりにするなどまた別の活用方法がありますから、是非一度米ぬか美容法を試してみてはいかがでしょうか。

引用元

(1)https://www.cosme.net/biche/articles/zL279lMF

(2)(3)http://fr.kinuhada.com/8.html

(4)http://fr.kinuhada.com/5.html

(5)http://thankyoublog.info/2037.html

(6)http://mitarashi.net/2147.html

B/Hマガジン編集部

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