恋愛は食欲を減退させる？！
昔から不治の病と言われてきた恋の病は、人の食欲を抑制する効果があります。彼のことを考えると頭がいっぱいになって食事が喉を通らないというのは、古今東西の文学にもよく出てくる恋愛描写の典型的な例でしょう。人は何かで頭がいっぱいになると、それ以外の活動が低下する傾向にあります。彼のことを想うだけで幸せになり、その他のことをあまり重要と思わなくなるのが、ひょっとしたら不治の病と呼ばれる原因なのかもしれませんね。
一方、恋をすると心のどこかで「痩せてきれいになりたい」という気持ちが起こる人も多いでしょう。目の前に食べ物があっても、あまり食べたいとは思わないことも多いはずです。大食いのところを好きな人に見られたくないという心理が働くからというのも理由のひとつに挙げられます。どの様な理由にせよ、恋をすると食欲が減ることは昔も今も多くあるようです。
恋愛中にダイエットをする理由は理想体重の実現ではない！
普通にダイエットをする場合、あと５kg痩せれば３年前の体重に戻るなど、人それぞれ目標にする体重の数字があることでしょう。しかし、その目標に達する前にギブアップしてしまうことは今までにありませんでしたか？私たちは数字だけを目標にした場合、ダイエットが続かなくなって放棄したり、目標を達成する前に満足感を得て途中で辞めてしまったりするものです。体重計に乗って一喜一憂するのも、数字だけにとらわれている証拠と言えるでしょう。
しかし、恋愛中はダイエットで体重の数字を減らすのが最終的な目標ではなく、好きな彼にきれいだと思われることが真の目的となります。そのため、恋愛が続いている間は自然に食べる量を抑えたり、毎日運動できたりするのです。辛くても自分が痩せるためではなく、彼が可愛いと思える自分を作るためと考えれば、どんな困難も乗り越えることができるのでしょう。彼のために頑張っていたらいつの間にか５kg痩せていた…というのが、恋愛中の理想的なダイエット方法なのです。
また、特に運動に関しては、ダイエットを途中で辞めてしまう多くのきっかけを作ってしまっています。毎日５kmジョギングをすると決めても、３日坊主で終わってしまう人も多いのではないでしょうか。運動する習慣のない女性にとって、ダイエットのためだけに運動を始めるのはなかなか長続きがしないものです。しかし、特にジョギングなど同じ動作を繰り返す運動に関しては、頭の中で違うことを考えていて気づいたら５km完走していたということがあります。恋愛中は彼への想いで頭がいっぱいになっているでしょうから、それを利用して彼のことを考えながら走っていれば、毎日の運動目標があっという間に達成されていくかもしれません。
女性ホルモンを利用してダイエット効率を上昇させよう
恋愛中の多くの女子は、恋愛前よりも女性らしくなっていきます。これは単に男性が好む服装やメイクを頑張っているからだけではなく、体の中から女性らしさが湧き上がってくるためです。女性らしさを作る女性ホルモンは、恋愛中には普段よりも量を増して分泌されます。生理不順が治ったり、肌がきれいになったりするのも女性ホルモンが関係しているからでしょう。この女性ホルモンはまた、ダイエットにも有効的です。
月経後の１週間、体は痩せやすい状態になっています。エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが多く分泌されているこの期間は、運動などによって体を動かすと効果的にダイエットができます。女性の体にははっきりした周期があるので、この時期に集中的にダイエットを行えばより高いダイエット効果が期待できるでしょう。一方、女性には痩せにくい時期もあるので注意が必要です。エストロゲンと対をなすもう一つの女性ホルモン、プロゲステロンが多く分泌されている、排卵後の前後数日間から次の生理が始まるまでは、ダイエットにはふさわしい時期ではありません。プロゲステロンが分泌されている時期かどうかは排卵日を計算して算出することもできますが、その他にも生理前特有のイライラした感じなどがあれば、プロゲステロンが分泌されているシグナルと捉えることができます。体の周期に合わせてダイエットを行い、負担が少なくきれいな体を手に入れてくださいね。
