運動は毎日決まった時間で習慣化
摂取カロリーのコントロールだけでダイエットを行っていると、脂肪と共に筋肉の量も減ってしまうことがあります。ただ痩せるだけでなく美しくしなやかなボディを作りながらダイエットするには、ある程度の運動は必要です。また、ダイエットの停滞期に陥ってしまった場合にも、運動を加えるとそれが刺激となって再び体重を減少させることが可能です。ですが普段運動慣れしていない人の場合、突然運動を始めようとしても、辛く感じたり動かない体に挫折感を味わったりするため、運動を継続することはなかなか難しいかもしれません。
ダイエットのための運動にはちょっとした工夫が必要なのです。運動を長続きさせるコツは、キツイと感じる運動ではなく、まずは軽い有酸素運動やストレッチなどから始めてみましょう。そして日々の習慣となるように、手軽に毎日決まった時間にできるものを選ぶということが大切です。運動の習慣ができるまではノルマを決めず、体と心に気持ち良いと感じるところまでやってみるといいでしょう。最初の頃はダイエット効果をアップさせようと張り切って頑張ってしまいがちですが、無理をせず楽しく気楽に行うことが長続きするコツだと言えるでしょう。
ダイエットのための運動は無理なく楽しく
ダイエットで脂肪燃焼に一番効果があるのは有酸素運動と言われています。脂肪を減らさずに筋トレで筋肉を付けると、逆にその部分が太くなってしまう場合があります。細くしなやかな体を目指すには有酸素運動、その上でしっかりとした均整のとれた筋肉を付けたいのなら後から筋トレのような無酸素運動を追加するといいでしょう。
有酸素運動を行うならば、朝のジョギングや会社帰りに寄るスポーツジム、就寝前のヨガなど、まずは普段の生活リズムに取り入れやすい運動を探すことから始めてみるといいでしょう。運動が習慣化すれば、ダイエットは成功したのも同然です。毎日体を動かすことが気持ち良くなり、心も体も次第に軽くなってくるでしょう。
また、運動がどうしても苦手だという方は、ヨガやストレッチなどもおすすめです。体を十分に伸ばし、柔らかな筋肉や関節を作るだけでも血流が良くなって、脂肪燃焼効果がアップするでしょう。さらに心が落ち着くような音楽をかけたり、好きな香りのアロマで部屋の中を満たしたりすると、ダイエットのイライラ解消や日常のストレス発散にもなります。心が気持ちいいと感じる空間を演出することで、毎日のダイエット生活を楽しくしましょう。
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有酸素運動で効率よく脂肪燃焼
それでは、ダイエットのために無理なく楽しく続けられる有酸素運動のやり方を具体的にご紹介しましょう。
脂肪を燃やす有酸素運動として一番手軽に出来るのがジョギングです。ジョギングは夜走るよりも朝走る方が脂肪燃焼効果は高くなると言われています。一日のうちで朝は一番体温が低くなっていますが、走ることで体温が高くなり、そのまましばらく継続するので脂肪燃焼効果をアップした状態で一日を過ごすことができます。
ジョギングのスピードはあまり早くなくても十分ダイエット効果があります。走りながら、軽くおしゃべりができる程度のスピードで走ります。最初は長い距離を走ることができないかもしれませんが、続けていくうちにどんどん長い距離を走ることができるようになり、次第に走るのが楽しいと感じてくるでしょう。
ダイエットに最も効果的な全身運動ができるのは水泳です。水の抵抗があるので消費カロリーが高く、全身に均等に筋肉を付けることができます。水温は体温よりも低いため、体が体温を保とうとたくさんのエネルギーを使います。そのため代謝が上がるので、水泳はダイエット効果が高いとされています。
水泳の場合も無理をせず、ゆっくりとした自分のペースでなるべく長い時間泳ぐことが重要です。もし水泳が苦手な方や泳げないという方の場合は、ビート板を使って泳いでみましょう。ビート板使用の場合でも下半身の筋肉を引き締める効果があります。また、泳がずに水中を歩くだけの水中ウォーキングを行っても十分ダイエット効果が期待できます。水の抵抗があるので、普通のウォーキングよりも脂肪燃焼効果が高くなるでしょう。
他にも脂肪燃焼効果がある手軽な有酸素運動には、サイクリングやウォーキングなどがあります。これらの運動は、運動が苦手だという方でも外の景色を楽しみながら楽しく運動ができます。長く続けられる運動を見つけるには、まずは楽しいと感じ生活に組み込めるような運動にトライしてみるといいでしょう。
