美白効果のある美容液を手作りできる!日本酒を使った美容液の作り方

美白効果のある美容液を手作りできる!日本酒を使った美容液の作り方

日本酒は、基本的にはお米と麹、水から作られます。その中でも特にお米と麹には美容に効果のある成分が含まれているのです。日本酒醸造の過程では、発酵によって成分が変化し、さらなに美容成分が生成されます。そんな日本酒を飲むことによって、体の中からキレイになることもできますが、実は肌に直接つけることで、美肌になれることもご存知でしょうか。今回は、そんな日本酒の美容成分を肌から取り入れる日本酒美容液の作り方とその保存方法、効果について紹介していきます。

簡単!日本酒から作れる美容液の作り方

用意するものは、日本酒50ml、精製水50ml、グリセリン10mlと、美容液を入れるための容器です。容器は、消毒・殺菌をした清潔なものを用意しましょう(参考元:http://www.scienceanddiscoverycenter.org/images/besnew.asp?24508、https://upin.jp/3198)。

まず、日本酒と精製水を容器に入れ、混ぜ合わせます。そこに、グリセリンを加えてさらに混ぜましょう。基本の作り方は、これだけです。

グリセリンは、日本酒と精製水だけでは保湿効果が得られないために加えていますので、乾燥肌の人は少し多めに加えるようにします。グリセリンの代わりに、ヒアルロン酸やお気に入りのオイルを加える方法もあるので、グリセリンに抵抗のある方は試してみてはいかがでしょうか。

材料として使う日本酒は、種類によって相性があったり、効果に違いが現れたりする場合もあります。したがって、さまざまな銘柄で試してみると良いでしょう。添加物が気になるという方は、「純米酒」にはアルコール添加物が加わっていないので、安心して使うことができます。また、アルコールの香りが気になるという方は、容器に入れてしばらく置き、アルコール分を飛ばせば、アルコール臭を軽減させることが可能です。

基本の日本酒美容液にはさまざまな効果がありますが、ここにプラスアルファの材料を加えることで効果を強化することもできます。アンチエイジング効果が欲しいという方は精製水の代わりに緑茶があるのです。また、美白効果を強化したいという方は、水に一晩つけた梅干しを基本の日本酒美容液に入れ、使う前によく振ってから肌につけるようにしましょう。

使用期限は1週間を目安に

日本酒美容液は集めやすい材料から作ることができ、しかも、自分で選んだ材料からつくるので、安心して使うことができます。しかしその一方で、防腐剤を加えていないので、あまり日持ちはしません。アルコールを飛ばしてから作られたものはさらに使用期限が短くなってしまうのです。日本酒美容液は冷蔵庫で保管するようにして、作った日から1週間以内に使い切るようにすると良いとされています。それでも、雑菌で腐ってしまうこともありますので、色が変色したり、異臭がしたりする場合には使わないようにしましょう。

気をつけておきたいのは、せっかく作るならと一気に大量に作ってしまわないことです。1週間以内に使い切れる分量を作るようにします。また、2回目以降に作る際には必ず容器を消毒・殺菌してから作りましょう。プラスチック製のものよりも、ガラスやステンレスでできた容器の方が、雑菌は繁殖しにくいですし、熱湯消毒ができますのでできるだけプラスチック製以外のものを選ぶようにすると良いでしょう。

もちもちで白い肌に!日本酒美容液の驚きの効果

日本酒には、肌に美容効果を与えるさまざまな成分が入っているので、以下に紹介します。

まず、「オリザブラン」は米ぬかから得られる天然エキスで、「米ぬかエキス」とも言われます。オリザブランには血管を拡げたり、肌の水分量を保ったり、乾燥を防いでくれたりするエキスです。このため、血行を促進しながらも保湿に優れ、水分蒸発を防止し、潤った肌をキープしてくれます。

「コウジ酸」は、チロシナーゼの作用を抑え、メラニンが作られることを予防するため、白い肌を保ってくれるそうです。

「フルーツ酸」は、「AHA」とも呼ばれ、ピーリングの効果が期待されます。タンパク質を溶かす働きがあるため、古くなった角質や余分な皮脂を落としてくれるようです。これによって、肌の新陳代謝を高め、毛穴の詰まりや肌のくすみを取り除いてくれます。

「フェルラ酸」は、抗酸化作用をもち、アンチエイジング効果があるようです。活性酸素を撃退してくれるため、細胞が酸化することを防ぎ、老化を遅くする働きがあります。

最近では、「α-EG」が注目されているのをご存知でしょうか。この成分は肌水分の蒸発を抑え、コラーゲンの生成を助けるので、弾力のあるしっとりとした肌を実現させてくれるとされています。また、肌荒れを防ぐという効果もあるようです。

以上の美容効果は、お酒の種類や肌との相性によっても現れ方が変わってきます。また、使用する日本酒に、十分に美容効果を発揮できるほどの成分が入っているとも限りません。欲しい効果が十分に得られない場合には、体の中から美容成分を取り入れるようにすると良いでしょう。お酒が苦手、日本酒だけは飲めないという方は、欲しい美容効果に合わせたサプリメントを日本酒美容液効果の補助として飲むという手段もあります。まずは手軽に作れる美容液から、キレイになることをはじめてみませんか。

B/Hマガジン編集部

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