どうすれば効果が?炭水化物抜きダイエット

炭水化物抜きダイエットの存在を知っている人も多いのではないでしょうか。しかし果たしてその効果は?炭水化物をとらなければいいの?と経験したことのない人は分からないことだらけですよね。炭水化物抜きダイエットもやりすぎは体にも良くないといわれています。効果を最大限に上げるためにはどのようなポイントに注意すればよいのでしょう。

炭水化物抜きダイエットと相性の悪い食べ物

炭水化物抜きダイエットの効果がすぐに欲しい、結果を出したいと思ったら、相性の悪い食べ合わせである食品を知っておくことがとても大切です。極力避けることで効果が早く実感できるでしょう。では、どんな食べ物がよくないのか?まず、白米、パン、うどん、パスタはダメというのは分かる人は多いと思われますが、それ以外にも注意が必要な食べ物があります。これらの主食を抜けば大丈夫というわけでは残念ながらなさそうです。炭水化物は太るといわれているのは、含まれている糖質が体に吸収されて脂肪として蓄積されてしまうためです。この脂肪を溜めないようにするためには、糖質の多い食べ物を控えて体の中で使われていない脂肪をエネルギーとして使ってもらうようにすることで、体は痩せていく方向に向かいます。体に溜まった余分な脂肪を燃やすためには、糖質を控えるということがダイエット成功のポイントになります。そのため、いくら炭水化物である主食を抜いたとしても、糖質を多く含む食品を摂り続けてしまうと、ダイエットがなかなか進まないことになります。気をつけるべき食品としては、ポテトチップなどのスナック類や、小麦粉や砂糖を使ったケーキ、クッキーなどのお菓子類全般です。野菜なら何でも大丈夫だろう思うのも危険です。さつまいも、かぼちゃなどは炭水化物や糖質が多く含まれています。果物でもバナナなどは避けたほうが良いでしょう。また、糖分を多く含む炭酸飲料やジュース類もNGです。気をつけておきたいのは糖分です。まずここに注目してみましょう。

炭水化物の抜きすぎはかえって危険?

速攻のダイエット効果を求めすぎて、完全に炭水化物抜きの食生活に急激にシフトしていくのは実は大変危険です。炭水化物を摂取しないことで極端に低血糖の状態になってしまうと、体に負担がかかりやすくなります。特に持病があったり、体が丈夫ではなかったりする人は体の抵抗力が落ちてしまうことがあります。めまいや立ちくらみが起こり、脳の働きも悪くなってしまうほか、女性の場合には生理がなくなってしまうこともあるようです。健康を損ないかねないダイエットは続けても意味がありません。安全にダイエットするためには自分の体調と相談しながら、少しずつ炭水化物の摂取量を減らしていくなどすると良いでしょう。お勧めの方法のひとつは、夜の食事から炭水化物を抜いてみることです。朝は玄米や糖質の低い主食を取り入れて、昼も今までよりも主食を控えめにするか、食べないという選択肢もあります。夜の食事は一番脂肪が蓄積されやすいといわれていますので、夜は完全に炭水化物を抜くと効果が実感しやすいでしょう。夜の食事を軽めにすると胃にも負担が軽くなりますので、健康的ですよね。ダイエットはすぐに効果を求めがちですが、急激なダイエットに成功したとしても、リバウンドすることもあります。長期間続けられる自分なりの炭水化物抜きダイエットを継続することが、体にも無理な負担がかからず、健康的に痩せる秘訣です。

ダイエット中もバランスよい食生活を

炭水化物抜きダイエットのメリットは、空腹感を感じにくいことです。とにかく食べてはダメというダイエットは常に空腹との戦いになりますので、どうしても我慢できない!無理!という人も多いのではないでしょうか。炭水化物抜きダイエットは炭水化物を含む食品を極力減らすことを心がけるだけで、あとは殆ど何を食べてもOKという有難いダイエット方法です。動物性のたんぱく質が豊富に含まれる肉、魚、卵なども殆ど制限なく食べられますし、肉の脂肪が気になるけれど焼肉やステーキが大好きなのでやめられない人には嬉しいダイエットではないでしょうか。脂質が含まれるナッツなども食べても大丈夫です。植物性たんぱく質が含まれる大豆製品は特に積極的に摂ると良いでしょう。豆腐、味噌、納豆など大豆製品はとても身近であり、満腹感も得ることができます。海藻類もおすすめです。野菜や果物も一部を除けば、制限なく食べることができます。

このように、外食などが多い人には、取り組みやすいダイエットではありますが、それでも炭水化物を極力減らす、抜くということは本来必要な栄養素の一部が欠けてしまうことになります。栄養バランスに気をつけた食事は健康な体を作ります。健康を維持しながらのダイエットを成功させるためには、炭水化物を含む食品から本来得られるはずの栄養素を補うことも気に留めておいたほうが良いでしょう。ダイエットしたために肌荒れなどのトラブルが起こることもあります。市販されているサプリメントなどを活用して、不足しがちな栄養素を補うのも一つの方法です。

B/Hマガジン編集部

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