白湯ダイエットとは？>
白湯ダイエットとは、冷ましたお湯、つまり白湯を飲むダイエットのことです。白湯を飲むことによって食べたものの消化を助け、さらには身体の毒素を排出してくれます。胃腸の働きが活発になるので、代謝アップに繋がりますし、ダイエットに効果的であることはもちろん、やせた状態を維持しやすい身体にもできるのです。白湯を飲むタイミングとしては、起床後や食事している間がいいでしょう。
このタイミングであれば、より効率よく胃腸の働きを増幅させることが可能です。また、寝る前のタイミングでもリラックス効果に期待ができるため、ストレスが原因で太ったと感じている方には効果が見込めるでしょう。代謝を上げ、やせやすい身体にすることが主な目的なので、つらい食事制限や置き換えダイエットをするわけではありません。もちろんある程度の食事制限や運動によって、さらなるダイエット効果も見込めますが、白湯ダイエットの場合はあくまでも「白湯を飲むこと」がメインとなります。
一日の摂取量としては800ミリリットルが理想ですが、一回で飲む量はコップで1杯～2杯程度にしておきましょう。急がずに時間をかけてゆっくりと飲むのがポイントです。これを毎日続けていくことで、体質や体調が改善され、ダイエットにも成功しやすくなります。
白湯はこうつくる！
ダイエットに用いる白湯ですが、温度としては50度前後になります。人肌よりも少し熱めというのがポイントで、その温度の白湯を飲むことで、内臓をじんわりと温めてくれるのです。白湯のつくり方としては、本来であれば鍋やヤカンに水を注ぎ、10分から15分程度沸騰させたのち、その後冷めるまで待つという方法になります。
しかし、これでは飲めるようになるまで相当な時間がかかってしまいます。そんなに待っていられないという方や、つくり方に関して特にこだわりがない方は、電子レンジや電気ケトル、電気ポットでつくれば問題ありません。電子レンジなら、マグカップに常温の水を注いだ後、500ワットで1分30秒前後温めれば完成です。
電気ケトルや電気ポットの場合は、一度沸騰させた後、適温に冷めるまで待ちましょう。
使う水についてはミネラルウォーターや浄水が望ましいです。水道水だとカルキや雑菌が含まれている可能性が高いため、健康的なダイエットを目指すのであれば、あまりいいとはいえません。どうしても水道水しか用意できないという場合には、カルキ抜きを徹底して白湯をつくりましょう。
また、白湯だけを飲み続けるのはつらいという場合に効果的なのが、ちょっとしたアレンジです。できあがった白湯に、少量の生姜を入れれば、身体をより温めることができます。風邪を引いて喉が痛いときには、はちみつを入れてみるという方法もあります。ダイエットが本来の目的である場合は、カロリーの過剰摂取を避けるために控えたほうが得策ですが、モチベーション維持に役立てみるというのもひとつの手段です。
具体的な効果は？
白湯を毎日摂取することによる具体的な効果ですが、特筆すべきはやはり新陳代謝の向上にあります。
白湯で身体の内側から温めることによって、内臓の機能が活発化するだけではなく、血流もよくなるため、基礎代謝がアップするのです。そうすれば、一日の生活で消費されるカロリーが上がるということですから、これまで通りの食事を摂っていたとしてもやせやすくなります。
食べたものや脂肪を燃焼させる効率を高められれば、自然とダイエットにも繋がるというわけです。白湯で温めることによって、内臓に蓄積された疲れも改善できますし、免疫力も高められるので、健康面でも効果的だといえるでしょう。
特に、冷え性に困っている方の場合は、代謝をアップさせることによってその症状を改善させられます。また、白湯ダイエットは、デトックス効果への期待も高いのが特徴です。白湯を毎日800ミリリットル程度飲めば、当然ながら利尿作用が現れます。これによって円滑に排尿ができますから、身体に溜まった老廃物を効率よく排出することが可能です。
身体に溜まった水分を尿で排出することによって、むくみの解消にも繋げられるでしょう。デトックスが行われれば、腸内環境もよくなり、便秘解消にもなります。
身体の状態がそこまで改善されれば、肌への影響も出てくるでしょう。老廃物が身体から排出されれば、肌の状態もよくなるため、白湯ダイエットは美容の面でも活躍するといえます。このように、白湯を飲むだけでダイエットを始め、さまざまな相乗効果が期待できるのです。
しかし、単純に白湯を飲むだけでは不安があったり、さらなる相乗効果を発揮させたかったりする場合には、白湯ダイエットと合わせて、酵素サプリや美容サプリを一緒に摂取してみるのもいいでしょう。
