知らないと損をするかも?!甘酒とファスティングの意外な関係

知らないと損をするかも?!甘酒とファスティングの意外な関係

お腹の状態を整える効果のあるファスティングに欠かせないのが、ファスティングジュースです。近年健康ドリンクとして見直されている甘酒は、その栄養価の高さからファスティングに向いている飲み物と言われています。
では甘酒に使われている米麹と酒粕にはそれぞれにどんな特徴と魅力が詰まっているのでしょうか。健康づくりに欠かせない甘酒のパワーを生かしてファスティングのやり方を紹介します。自宅でできる甘酒の作り方をマスターして試してみてください。

「飲む点滴」と呼ばれる甘酒に秘められた魅力とは?

甘酒は近年健康飲料として注目されています。甘酒は米麹を使ったものと酒粕を使ったものがあります。はじめにそれぞれの特徴を紹介しましょう。まず米麹の甘酒は米麹、米、そして水が主原料です。こちらは低カロリーでノンアルコールという特徴があります。甘酒と言っても実際にはお酒ではないので、子どもやお酒の弱い人が飲んでも問題はありません。


そして酒粕の甘酒の原料は酒粕、砂糖、水、塩で、砂糖を使っている分カロリーが高く、アルコールを含んでいるのが特徴です。この2つは主原料が違うだけでなく、アルコールが入っているかどうかの違いもあります。


次に甘酒に含まれる成分を挙げていきましょう。甘酒にはビタミンB群、必須アミノ酸、酵素、葉酸、食物繊維、システィン、アルギニン、アミノ酸、そしてブドウ糖などが入っています。これらの成分は疲労回復や免疫力のアップ、便秘に効果を発揮してくれますが、それだけではありません。メラニンの生成を抑制してくれるコウジ酸で美白効果が期待できますし、ビタミンB2やB6で肌の保湿効果も得られます。


さらに魅力的なのはダイエット効果です。ビタミンB群は脂肪を燃焼してくれる働きがあり、代謝をアップしてくれることが分かっています。ブドウ糖やビタミンB群、必須アミノ酸に酵素は栄養補給に最適なものです。甘酒が「飲む点滴」と言われている理由はここにあります。先に紹介したこと以外にも甘酒には女性の美容にうれしい効果がたくさん秘められています。

甘酒ファスティングの方法とは?

ファスティングとは、分かりやすく言うとプチ断食のことです。通常は1日~3日を目安にしたもので、ファスティング用のドリンクを用いて行います。このファスティングドリンクは断食中の栄養素をとるのが目的なので、「飲む点滴」と言われる甘酒が適しているというわけです。


では、一般的なファスティングのやり方を紹介しましょう。3日間の断食を行う場合の流れを説明します。まず断食前の3日間程度は準備期間として肉類や油物を外した食事に切り替えておきましょう。この間は魚や豆類、そして野菜を中心に食事をとります。お腹を少しずつ慣らしくいくのです。


そして断食中は食事の代わりにファスティングドリンクを飲みます。その他にも1リットル以上のお水をとり、断食の翌日からはお粥をとってお腹を戻していくというのが一般的な断食の方法です。


甘酒ファスティングの場合は朝食か夕食のどちらかを甘酒に置き換えるという方法で行います。飲む量は200cc程度でコップ1杯分が目安。寒い時期や冷え性の人は温めて飲むと体が冷える心配がありません。


甘酒に1食置き換えるだけの甘酒ファスティングは全食を置き換える断食よりも挑戦しやすく続けられるのでおすすめです。ファスティングは主にダイエットやデトックスを目的に行われます。代謝をアップしたり便秘を解消したりしてくれる甘酒は、ファスティングドリンクには向いていると言えます。お腹をすっきりしたい時には甘酒ファスティングに挑戦してみましょう。

自宅でカンタン!美味しい甘酒を作ろう

甘酒は健康に良いということでさまざまなものが出ていますが、自宅でも簡単に作ることができます。シンプルな材料で手間もほとんどかからないので挑戦してみてください。使う材料ですが、白米または玄米1合に米麹2合、そして水700ミリリットルです。まず始めにお米をやわらかめに炊き上げます。やや冷めたところで水700ミリリットルを加え、よくかき混ぜましょう。


次に米麹を加えてさらに混ぜます。よく混ざったら炊飯ジャーに入れて60度~65度の温度になっていることを確認し、およそ10時間置きます。この置いている間に中のようすを見ながら何度かかき混ぜるのがコツです。混ぜる間隔は1~2時間程度というところでしょうか。60度というのは発酵が最も進みやすい温度と言われています。発酵させるのが目的なので温度を保つが理想的です。


この他にも米麹と水だけの作り方もあります。その場合は水と米麹を同量にし、鍋に入れて加熱します。多すぎても作るのが大変なので量は加減しましょう。水と米麹が同量であれば大丈夫です。65度まで加熱したら保温して10時間程度置きます。保温するものは炊飯器以外でもできます。保温調理器などがあればそれを使うと炊飯器を占領しません。


10時間はひとつの目安で、8時間ぐらいでできる場合もあれば10時間置く方がいい場合もあります。冬は発酵が遅くなりやすいので、10時間より長めに置く方がしっかり発酵してくれます。放置する時間によって甘みに変化が出るので、慣れてきたらいろいろ楽しんでみましょう。

B/Hマガジン編集部

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