酵素ドリンクの正しい選び方
ファスティングには、ファスティング専用の飲み物を使用しますが、理想的なのはビタミンやミネラルのバランスがよくてアミノ酸もしっかり含有し、なおかつ酵素がたくさん入っているものです。この酵素が入っていることがファスティングの肝要なところで、酵素断食とも呼ばれています。
ファスティング専用の飲み物で、多くの人に支持され効果が上がっているとされるのが酵素ドリンクです。酵素ドリンクをファスティングで使用する理由は、酵素が入っていることで食物の分子レベルが低くなり、消化吸収しやすくなるので身体への負担が減るからです。負担が減ると代謝がよくなり、消化吸収が良いと栄養も体全体に行き渡りやすくなります。これはファスティングするのに理想の飲み物といえます。発酵させていない酵素ドリンクもありますが、1年以上発酵させて、無農薬の素材を使用した酵素ドリンクがおすすめできます。酵素が薄くて添加物が多いものはファスティングには適していません。ファスティングの方法は、基本的に3日間の断食です。3日間は専用の飲み物と水以外のものは口にできません。ですので、栄養素が高く、バランスも優れていて身体への負担が少ない発酵食品の酵素ドリンクが選ばれているのです。
ファスティングは、基本的に3日間ですが、それぞれの環境に応じて半日や1日という方法もあります。ですので、負担に思うことなく取り組むことができます。肝心なのは、ファスティングに使用する飲み物が、適切であるかどうかです。せっかくのファスティングも不適切な飲み物で行ってしまっては効果がないだけでなく、気力も体力も時間も無駄になりかねませんのでご注意ください。
ファスティングのやり方を知ろう
ファスティングは、基本的には3日間です。しかし、環境に応じて半日や1日で行うこともできます。ここでは、具体的にどうやってファスティングするのかを説明します。ファスティング専用の飲み物は、酵素ドリンクと決めて説明していきます。
ファスティング3日間の場合
準備期間:断食前の3~7日間
準備期間の食事内容:ビタミンやミネラルが豊富な食事にしてください。また、肉類と油物は控えてください。
断食期間:3日間
断食期間の食事内容:酵素ドリンクのみで栄養補給してください。水は、1~2リットル摂ることが必要で、朝は起きたらすぐに水を200ミリリットル程度飲んでください。サウナや熱い風呂は避けてください。
復食時期:断食後3日間
復食時期の食事内容:消化の良いものから少しずつ食べていきます。断食後2日目までは、いきなり通常の食事量に戻さないでください。また、肉や油物は控えてください。以後、少しずつ通常の食事に戻していくことが大切です。
サイクル:3カ月に1度行うのが理想です。
ファスティング1日の場合
準備期間:断食前日
準備期間の食事内容:朝は通常の食事、昼は野菜を多めにとる、夜は通常の7割程度に抑えましょう。
断食期間:1日
断食期間の食事内容:3日と同じく栄養補給は酵素ドリンクのみで行います。水は、1~2リットル摂りましょう。朝は起きたらすぐに水を200ミリリットル程度飲んでください。こちらもサウナや熱い風呂は避けましょう。
復食時期:断食終了日~2、3日間
復食時期の食事内容:消化の良いものから少しずつ食べていき、暴飲暴食はしないでください。少しずつ通常の食事に戻していきます。
サイクル:月に一度または、自分のペースを作って定期的に行うのが理想です。
ファスティング半日の場合
半日の場合は、朝食か夕食を酵素ドリンクに置き換えるだけですので、簡単にファスティングできます。これなら、約半日は、固形物を取らないことになりますので、身体の負担を軽減し、特に胃腸を休ませることができます。
ファスティングでダイエットできたり身体の調子が良くなったりしても、そのあとに飲みすぎたり食べ過ぎたりしてしまうと意味がなくなります。普段から健康に留意することも大事です。
ファスティング中の注意点
ファスティングは断食です。闇雲にやると効果が出ないことや身体にダメージを与えることもあります。注意事項をしっかり守って取り組んでください。
まずファスティング中は、ファスティング専用の飲み物以外は口にしないでください。酵素ドリンクはボリュームがあり、意外と空腹感は抑えられます。少し我慢が必要かもしれませんが頑張ってください。お通じがなくて心配になる人もいます。しかし、ファスティングでは腸内も改善され、ファスティング後は老廃物を押し出す力が強くなります。便通が良くなるといわれているため、心配しなくてよいでしょう。
また、ファスティング中はサプリメントを控えましょう。逆にファスティング前後には積極的に摂ると良いでしょう。美容サプリや酵素サプリなども効果が期待できます。ファスティング中の服薬も避けるほうが望ましいです。薬を服用しなければならない病状が出ている時は、ファスティングをしないようにしてください。
ファスティングを行う年齢については、子供や高齢者は控えてください。もちろん個人差はありますが、高校生から65歳程度までが、ファスティングの目安です。ファスティングは、自己責任で判断して行うものになります。心臓や腎臓などの臓器障害がある人や、やせ過ぎている人は避けてください。また、妊娠中も避けたほうが無難ですが、妊娠を望んでいる人にはおすすめできます。
もしもファスティング中にフラフラしてきたり、気分が悪くなったりしたら、ファスティング専用の飲み物を増やすなど血糖値が上がるように工夫してください。ファスティングの効果を高めるのに適度な運動は理想的ですが、過度な運動や労働は避けてください。
どんなダイエットでもそうですが、無理は禁物です。ファスティングにも体調や生活環境を考慮して楽しく取り組むようにしましょう。