脇腹ダイエットしたい人必見!くびれのあるボディラインを作るためには?

脇腹ダイエットしたい人必見!くびれのあるボディラインを作るためには?

タイトなドレスやトップスを着るときに、「この脇腹さえなければ」と悔しい思いをしたことのある方は少なくないでしょう。何気なく生活しているうちに、気づくとついている脇腹のぜい肉。女性特有のボディラインであるフェミニンカーブも、この脇腹のせいで台無しになってしまいます。 逆に考えると、この脇腹という難所を克服できれば、グッと理想の体型に近づくことができるといえます。スタイルの要といっても過言ではない脇腹、その正体と引き締め方について紹介します。

脇腹に脂肪がつきやすいのはなぜ?

脇腹は、身体のなかでも比較的脂肪がつきやすい部位です。他にも二の腕や太もも、下腹など、脂肪のつきやすい部位はありますが、手足の先や前腕、ふくらはぎなど、身体の末端には脂肪があまりないという方が多いでしょう。脂肪は、体幹など身体の中心ほどつきやすい性質があるのです。

脂肪がどこにどのくらいついているのかを表すための言葉に、体脂肪分布というものがあります。ヒトの体脂肪分布をみたときに、お腹など体幹周りには脂肪の量が多いのです。その理由としては、エネルギー効率のよさが挙げられます。お腹に位置する器官に肝臓がありますが、これはエネルギーを保存する機能を持っています。脂肪がエネルギーとして消費されるためには、脂肪から血流を介して、筋肉などの組織に栄養を送らなければなりません。肝臓は、その栄養を貯めこみ、必要なときに使えるようにすることができるのです。

脂肪→肝臓→エネルギー→筋肉などの運動器官というルートで脂肪がエネルギーに昇華されていくのです。もちろん、脂肪は全身いたるところについていますから、脂肪から肝臓まで血流がたどり着くまでに時間のロスがあります。このときに、脂肪が腕の先などについていると栄養が肝臓に届けにくくなってしまいます。そのため、肝臓との距離が近いお腹や脇腹に脂肪がつきやすいようになっているのです。ヒトが生存していくために、エネルギーの摂取と貯蔵の効率を高めた結果、このような脂肪のつきかたになったといわれています。

基本的に一番つきやすいのは下腹ですが、女性の場合は妊娠などで腹部に負担がかからないようにするため、脇腹などに分散して脂肪がつきやすくなっているようです。

脇腹に効果的なエクササイズの方法

ここでは、脇腹を引き締めるために必要なことについて説明します。脇腹やせに関わらず、ダイエットの基本としては全身の代謝を上げること、食生活を見直すことが大前提になってきます。「明日からやせます!」といいながらソファに座ってポテトチップスを貪り食うような生活習慣を続けているようでは元も子もありません。

そのうえで、脇腹にまとわりついた脂肪を撃退するのに役に立つエクササイズを行うことが肝要です。そこでオススメなのが、ドローインです。聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは体幹のインナーマッスルに喝をいれるトレーニングです。トレーニングといっても、何百回も腹筋をするというような激しい運動ではありません。することは簡単で、下腹部をへこませて力むだけ。息を最後の最後まで吐き切ろうとすると、なんとなく下腹に力が入ってへこむようになるでしょう。その感覚を覚えて、コントロールしていくのです。主に腹横筋や腹斜筋、骨盤底筋などの筋肉が活動してくるのですが、習慣的にこれら体幹のインナーマッスルに刺激を加えることで、筋肉の働きを高めていくのです。これらの筋活動を良好に発揮できると、腰部・骨盤の姿勢が適正化し、代謝の高い身体につながるのです。

このドローインを意識した状態で、スクワット・デッドリフト・腕立て伏せといった大きな筋肉を鍛える運動をするとよいでしょう。これらの運動では、ヒトの身体のなかでも大きな筋肉である大胸筋、広背筋、大腿四頭筋、殿筋、腹筋をまんべんなく鍛えることができ、基礎代謝アップに望ましいといえます。

脇腹ダイエットに効く食事の摂り方

ダイエットにおいて、食事の摂り方を見直すことは避けて通れません。肥満には、必ずといっていいほど偏った食生活が影響していることが多いのです。そこで最後は、脇腹対策に有効と考えられる食事の摂り方について紹介します。

やはり重要なのは、カロリー計算をすること。自分が一日にどのくらいカロリーを摂取しているのかを計算する習慣をつけると、いかに食事でカロリーを調節することが重要か目に見えてわかってきます。一日の必要摂取カロリー量は、成人男性では約2600kcal、女性では1900kcalとされているため、ダイエットではこれを大きく上回らない程度に食事量をコントロールすればいいと概算できます。(日本人の食事摂取基準(2015年版))ご飯茶碗一杯分のカロリーは約200kcalですが、このように一つ一つの料理について、おおよその目安を持っておくことで「おっと、今日は食べ過ぎかな」という判断がしやすくなります。

また、過剰にカロリーを貯めこまない食事に転換することも重要です。特に、炭水化物の過剰摂取などは肥満の温床ですので、低脂肪高たんぱく質のものや食物繊維を多く含んだ食材を取り入れるようにするのも得策です。具体的には、ささみや魚類、サラダなどが挙げられます。

いずれにしても、さまざまな栄養をバランスよく取り入れるのは日々の料理だけでは難しいことが少なくありません。そんなときには無理に食事制限をするのではなく、酵素ドリンクなどの美容サプリを併用することもオススメです。無理なく、ストレスフリーなダイエットライフを楽しんでいきましょう。

B/Hマガジン編集部

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