酵素ダイエットをしているのに痩せない…4つのポイントでダイエットを成功させよう

酵素ダイエットをしているのに痩せない…4つのポイントでダイエットを成功させよう

酵素ダイエットは一般的に知られている健康的なダイエット方法ですが、痩せたという人もいれば思うような成果を得られなかったという人もいます。同じ酵素を使ったダイエットでも、なぜ痩せられる人とそうではない人がいるのか、疑問に思ったことはありませんか。実は、酵素ダイエットでも押さえるべきポイントを知らないと、効果が考えるほど得られないことがあります。 では、一体どのようなことに気をつけて酵素ダイエットを進めていけば良いのでしょうか。

酵素ダイエットってなに?基本的なやり方や効果をおさらい

酵素ダイエットは、酵素ドリンクやサプリなどと食事制限を一緒に行って体重を落とすダイエット法です。酵素は確認されているものだけで3,000種類以上ありますが、大まかには体内酵素と食物酵素に分けられます。体内酵素はさらに消化酵素と代謝酵素に分かれますが、体内酵素は年をとると減少していきます。特に、代謝酵素は名前の通り代謝に影響するため減ると痩せにくい体となるので、食事から酵素を取り入れて補う必要が出てきます。


酵素ダイエットは減少した体内酵素の穴を埋めるダイエット法だということができますが、酵素をただ単に摂っただけではダイエット効果を得ることは難しいので、食事制限を一緒に行うのが基本的なやり方です。1日の食事の1食分でも酵素ドリンクやサプリで置き換えることで、リバウンドしにくい理想的なダイエットの実現が期待できることでしょう。

酵素ダイエットのポイントは焦らないこと!

酵素ダイエットは少しずつ痩せやすい身体づくりをしていくものなので、効果が急に感じられる方法ではありません。したがって、焦ったり途中であきらめたりしないようにする必要があります。特に、食事を1食分酵素サプリなどに置き換える方法は、痩せていくまでにどうしても時間がかかります。素早い効果を得たいのなら、1日〜3日程度水物以外を口にしない短期間の断食(ファスティング)が良いでしょう。


ただし、ファスティングには厳しい食事制限が発生するため、効果が早く得られる可能性が高い分、苦しさもある程度覚悟しておく必要があります。ダイエットは基本的にできるだけ長く続けることが大切なので、酵素ダイエットでも効果を急ぎすぎず、数カ月単位のスパンで考えるとうまくいく可能性が高まります。

知っておこう!体内酵素の関係性

1日のうち1食だけを酵素サプリやドリンクに置き換える場合でも、他の2食に消化酵素を大量消費しやすいものを摂ると酵素を無駄遣いすることとなり、サプリなどで酵素を摂る意味が半減します。体内酵素の消化酵素と代謝酵素は、一方が増えれば他方が減るという関係性にあり、消化に酵素をたくさん使うとその分代謝に回す酵素が少なくなって新陳代謝を鈍くする原因を作ります。そのため、酵素サプリなどを摂る以外の食事にも気を使う必要があります。


揚げ物やステーキ、インスタント食品、スナック菓子などは、消化酵素を消費してしまう食品といわれています。消化酵素をそれほど消費せず、また食物酵素も取り入れられるおすすめの食べ物は生野菜や果物です。野菜はアボガドやセロリ、ニンジンなど、果物はバナナ、リンゴ、キウイ、パインなどを進んで食べてみてください。食べるときは早食いをせず、よく噛むことで消化しやすくなるので酵素の消費も抑えられます。

酵素ドリンクの罠「糖分」が入っていないかチェック!

酵素ダイエットに利用する酵素ドリンクはどれでも良いわけではありません。なかには糖分が含まれているものもあるので注意が必要です。糖分を摂取しすぎると脂肪が増加する原因となり、脂肪は体内に蓄積されていきます。酵素ドリンクの成分表はきちんとチェックし、糖分が含まれていないものを必ず選ぶことがポイントです。糖分は炭水化物からも摂取しすぎることがあるので、ご飯や麺類、パンなども酵素ダイエット中は極力控えるようにしてください。

酵素に加熱はNG!生で摂ることがポイント

揚げ物や肉料理などは消化酵素を多く消費してしまうため良くないと述べましたが、加熱している食品からは食物酵素が摂取できないため、これらの食べ物からも酵素を得ることはできません。したがって、火を通した消化に悪いものばかり食べているとダブルで酵素を失ってしまいます。酵素はタンパク質なので、熱を加えると変成します。いくら1食分を酵素サプリなどで置き換えていたとしても、その他の食事で食物酵素が摂れていないのであれば、酵素ダイエットを成功に導くのは難しくなります。日本には魚や一部の肉を生で食べる文化があるので、肉・魚類をどうしても食べたい場合は極力生で食べるよう心がけましょう。


また、発酵食品も酵素を多く含んでいるので、ヨーグルトや納豆、味噌などを食事に取り入れることでも、食べ物から効率的に酵素が摂取できます。さらにいえば、チーズやヨーグルトなどの動物性のものよりは、納豆や漬物などの植物性の発酵食品のほうが生きて腸まで届くとされているのでおすすめです。

正しい酵素ダイエットで健康的に美しい体づくりを

極端な食事制限は酵素ダイエットを失敗に招く危険性が高いので、長期間のファスティングなどは行わないようにしましょう。飢餓状態の後に食事をとると身体がいつもより多く栄養を吸収しようとして、リバウンドのように太ってしまうことがあります。胃腸など消化器官も使っていないと弱くなるので、偏った食事も避けることが大切です。


酵素ダイエットでうまく痩せられないという人は、今回の記事を参考にして正しいやり方で健康的に痩せていきましょう。焦らないこと、消化酵素を節約すること、糖分を控えること、生ものから食物酵素を積極的に取り入れることという4つのポイントを主に守れば、健康的にダイエットができると期待できます。

B/Hマガジン編集部

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