つい食べたくなるダイエット中の間食… 何なら食べても大丈夫?

つい食べたくなるダイエット中の間食… 何なら食べても大丈夫?

ダイエットで一番辛いことは、食べたいものを我慢しなくてはいけないということではないでしょうか。中でも間食は最も遠ざけるべき食べ物と認識されています。ところが食べてもダイエットに支障がない間食があるのです。ここでは、ダイエット中に食べても良い間食について紹介します。

まずどんなものがダメなの?

痩せるためにまず行うのは食事制限、という人は多いでしょう。確かに食事をセーブするダイエットは王道なイメージがあります。そのうえで特に気をつけるのはお菓子などの間食ということも多くの人が認識していることです。しかし本当に気をつけるべきことは、間食をしないだとか、むやみに食べるものを制限する、ということではありません。一番気をつけるべきことは身体に必要な栄養素はしっかり摂り、健康的にダイエットをすることです。それらのことに注意していれば、つい食べたくなってしまう間食も我慢をする必要はないのです。


だからといって、間食にどんなものを食べてもいいというわけではありません。ダイエットに適さない間食を押さえておく必要があります。菓子パンや洋菓子、スナック菓子やアイスなど糖質や脂肪が多く含まれている食べ物はダイエット中には向いていません。糖質や脂肪を摂りすぎると、エネルギーとして身体に蓄積されます。特に糖質は血糖値を上昇させる働きがあるため、糖質の過剰摂取は糖尿病を引き起こす原因にもなります。このようなことから糖質や脂肪を多く含む食べ物はダイエット中には摂らないようにしましょう。

ヨーグルトなどローカロリーのものなら食べても良い?

カロリーは人間の活動に必要なエネルギーの量を指します。ダイエット中であっても生きていくうえでエネルギーは必要なので、しっかり食事で必要カロリーは摂取しないといけません。そのため間食にはローカロリーのものを選びたくなりますが、大事なことはむしろ糖質や脂肪の量に着目することです。たとえカロリーの低いものを選んでも、その中に糖質や脂肪が多く含まれている可能性があります。


ローカロリーの食べ物よりも、身体に蓄積されるエネルギーに生成されやすい糖質の有無こそが重要です。たとえばヨーグルトは、低脂肪、低カロリーなどとしている商品もあれば、商品によっては高カロリーのものもあります。食べやすさを追求し、糖分などを加えたものもあり、ひとくくりでヨーグルトはローカロリーといえない場合もあります。重要なのはローカロリーだからダイエット中の間食に向いているということではなく、実際食べ物に含まれている栄養素を確認することが大切です。糖質や脂肪を含まず、しかもローカロリーな食品がダイエット中には適しています。間食を選ぶ際には栄養成分とカロリーをチェックすることがおすすめです。

食べて良いものとダメなものはどう見極める?

ダイエット中に食べる間食に適しているかどうかの見極め方は、糖質や脂肪が含まれているかどうかだけではありません。ダイエットはただ痩せるだけではなく、健康的に美しく目標の体型を目指すことが重要です。健康的に痩せるためには、便通をよくし老廃物を排出する働きをする食物繊維を含む食品がおすすめです。ところてんなどに使用されている寒天が間食として適しているでしょう。


また、噛み応えがあるかどうかも見極めになります。噛み応えのある食品は、噛むことによって満腹中枢が刺激され満足感を得られやすくなります。少しの量でも噛み続けることでたくさん食べなくても満足できるようになります。するめや昆布、ドライフルーツなどがおすすめです。さらに、栄養価が高いかどうかということもダイエット中に食べてよいかどうかの見極めとなります。ナッツやさつまいもなどは栄養価が高く、摂取量に気をつければ間食に向いています。ダイエット中の間食に適したものにはそれ以外に、カカオが70%以上含まれるビターチョコレートやおからなどもあります。


このようにダイエット中に食べてよいものと避けた方がよいものは、食物繊維や噛み応え、満足感があるかどうかが見極めのための基準となります。

ダイエット中の間食を乗り越えよう

ダイエット中の間食は身体作りの面からも摂るべきものといえるでしょう。ダイエット中の間食は、食事制限など食べられないことのストレスから開放する効果があります。ストレスがあると、自律神経が乱れ消化が悪くなったり、血行不良による基礎代謝の低下が報告されたりしています。これらは痩せやすい体を作るうえで大きな阻害要因となります。


また、間食はダイエット終了後のリバウンドや食べすぎ防止にも一役買っています。何よりも食事制限のもの足りなさをカバーする一面もあるでしょう。さらに間食を摂ることによって夕食後などの血糖値の上昇をゆるやかにすることも期待できます。しかし、さつまいもなど糖質を含むものを間食に用いる場合は一度にたくさん食べないように注意が必要です。そして間食以外の食事で必要な栄養素を摂れるよう、食事内容にも気をつける必要があります。ダイエット中の間食は、食べ方や栄養素など、あくまでもダイエット中という趣旨に則った選び方が必要です。


何でも食べていいわけではありませんが、ローカロリーだけではなく含まれる栄養素にも注目し、健康的に痩せるための食品であればダイエット中の間食はむしろおすすめなのです。食べ方と量に気をつけた間食で健康的なダイエットを目指しましょう。

B/Hマガジン編集部

化粧品・サプリブランドの「B/H collect」編集部によるwebマガジンです。
美容・健康・サプリメント・スキンケアのお役立ち情報からお悩み解決方法まで、幅広い情報をお届けします。