うっかり忘れがち!美肌のために気をつけたい5つのこと

美肌は多くの女性の憧れですが、1日や2日で手に入れられるものではありません。毎日適切なケアをすることが大切です。 とはいえ、仕事や家事などで忙しい生活を送っていると、化粧水などのスキンケア以外で気をつけたいポイントを忘れがちです 。今はもちろん、5年後、10年後も美しい肌を保っていられるように、ちょっとしたことも意識してみましょう。 そこで今回は、つい忘れてしまうものの、美肌のためには気をつけたい5つのことを紹介していきます。

顔に熱いシャワーをかけるのはNG

熱いシャワーは気持ちが良いからと、温度設定を高めにしている人もいるのではないでしょうか。確かに気分がスッキリしますし、寒い時期は熱めのシャワーを浴びたいと思うかもしれません。

しかし、美肌のためには熱いシャワーはNGです。なぜなら、熱いお湯は肌の潤いを保つために必要な保湿成分まで洗い流してしまうからです。さらに、シャワーを顔に直接当てると水圧が刺激となり、シミなどの原因にもなってしまいます。

洗顔する際、温度設定ができる場合は普通肌の人なら30~34℃くらい、乾燥肌の人は26~28℃くらいが良いでしょう。お湯に触れてみて「ぬるい」と感じるくらいではまだ温度は高めなので、「水よりあたたかいな」というくらいが最適な温度です。

また、洗顔料を泡立てる前に手を洗うこともポイントです。美肌を意識している人なら、洗顔料はたっぷり泡立てることが大切なのは知っているはず。

でも、手にトリートメントなどの成分が残っていると、洗顔料の泡立ちが悪くなってしまうのです。洗顔料や汚れをきれいに洗い流すためにシャワーを直接当てていた人は、シャワーのお湯を手のひらにためてからすすぎましょう。顔の中心から外側に向かってすすいでいきます。

日焼け止めは首や耳にも

紫外線は美肌の大敵ということは有名ですが、紫外線が良くないといわれている理由はシミや日焼けのためだけではありません。紫外線のA波が真皮まで到達して肌の弾力を失わせたり、活性酸素を発生させて肌老化を進めてしまったりすることもあるからです。顔は特に注意する部分ですし、下地やファンデーションに日焼け止め成分が含まれているタイプも多いのでケアしやすいでしょう。

しかし、紫外線にさらされているのは顔だけではないのです。

見落としがちなパーツといえば首や耳です。特に首は皮膚が薄いので、年齢が現われやすいパーツです。いくら化粧水や美容液を塗っていても、紫外線を浴びてしまえば肌年齢は加速してしまいます。

首から耳にかけてもしっかり日焼け止めを塗りましょう。また、うなじも忘れがちですが、意外と紫外線を浴びています。髪を下ろしているときでも、うなじまでケアしたほうが安心です。

メイクは必ず落として就寝

美しくなるためのはずのメイクですが、きちんと落としてから寝なければ美肌を遠ざけてしまうことがあります。疲れたからといって色素が含まれているメイクをしたまま寝てしまうと、色素沈着の原因になります。また、顔の表面に残っているメイクや空気中のホコリとともに、昼間分泌された皮脂は毛穴を詰まらせる原因です。毛穴が詰まっていると、肌荒れやニキビを引き起こします。さらに、肌に汚れが残ったままだと肌の表面が硬くなり、ターンオーバーも乱れてしまいます。

落ちにくいアイメイクや口紅はポイントメイク専用のリムーバーで落とし、クレンジング剤が肌に残らないようしっかり洗い流しましょう。メイク落としにはたくさんの種類がありますが、なかでも手軽に落とせるシートタイプは人気です。でも、シートタイプはメイク汚れが残ったり肌に刺激を与えやすかったりするので、本当に疲れている日や旅行用などとし、毎日使用するのは洗い流すタイプにしたほうが美肌のためです。

便秘は美肌の大敵

便秘も美肌の大敵です。便秘が続き腸内に便が残ったままだと、悪玉菌が増殖して有害物質を発生させます。発生した有害物質は腸から吸収されて全身に回ってしまい、ニキビや肌荒れの原因となります。

また、悪玉菌が増えることで栄養素が吸収されにくくなり、美肌に必要な栄養素が届かなくなるのです。ダイエットのために腸活を実行している人が多くいますが、腸を健康に保つことは美肌のためにも役に立ちます。

3日以上便が出ない、下剤を服用しなければ排便できない、便が硬くて排便するのが困難という人は便秘です。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を摂取することを意識し、適度な運動を心がけてみてください。

ダイエット中はビタミン補給を

ダイエット中は、食事制限などで美肌に必要な栄養素が不足しがちです。たとえば、ビタミンEは血行を促進して美肌に必要な栄養素を行き渡らせてくれることに期待できますし、肌老化から守ってくれるとされています。ビタミンEが多く含まれているのはアーモンドやアボカド、カボチャなどです。また、ビタミンCやビタミンAは活性酸素から肌を守ってくれることが期待できます。ビタミンCはパプリカやパセリ、イチゴなど、ビタミンAはレバーやうなぎに多く含まれています。

それから、ビタミンB群は代謝を促す作用があるとされているので、皮膚の再生に役立つビタミンです。ビタミンB群は豚肉や豚レバー、乳製品などに含まれています。ビタミンCやビタミンB群は水溶性のビタミンなので尿と一緒に排出されやすいため、定期的に摂取しなければいけません。毎日の食事でこれらのビタミンを摂取することが難しい場合は、サプリメントを活用すると効率よくビタミン補給をしやすくなるでしょう。

美肌は日々の習慣づけが重要!

美肌のために気をつけたいポイントを紹介してきましたが、いかがでしたか。無意識にしてしまっている習慣があった人もいるのではないでしょうか。

どれも毎日の生活に密着していることですが、忙しいとつい忘れてしまいます。

でも、美肌は1日にしてならず。美肌のためには毎日の習慣づけが重要なので、さっそく今日から意識して自慢できる美肌を手に入れましょう。

B/Hマガジン編集部

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