太って見えるのは嫌!むくみをとる方法

太って見えるのは嫌!むくみをとる方法

体重が増えたわけでもないのに、なぜか太って見える。そんなときは「むくみ」が原因かもしれません。 むくみは足や顔など、身体のさまざまな部位でおこります。 むくみは病気ではないため、大きな心配はありません。けれども、むくんでいる場所は水分が多く含まれている状態で、膨らんでみえます。 ここでは、そんな「むくみ」について原因と対処法について紹介します。むくみ予防に最適なケアと食べ物をとることで、むくみ知らずの健康な身体を手に入れましょう。

むくみの原因

むくみの原因は、生活習慣の乱れにあります。暴飲暴食や睡眠不足などが続くと、むくみは顕著にあらわれます。特に塩分の多い食事や、ストレスの多い生活を送っていると、慢性的なむくみに悩まされることになるでしょう。

そもそも「むくみ」とは、余分な水分が特定の場所にたまることで起こります。

健康な身体の場合は、余分な水分をためないように身体の中で調整が行われます。しかし、過度なアルコール摂取やバランスの悪い食事などが続くと血液がドロドロとなり、流れが悪くなります。血液循環やリンパの流れが悪くなることで老廃物がたまり、それによってむくみが生じるのです。

朝起きて顔がむくんでいるのは、前日の食生活や睡眠不足の影響です。

横になって寝ている間に老廃物が溜まって排出されないことで、むくみが生じます。ただし、心配することはありません。起き上がっていつも通りの生活を送っているだけで、重力の負荷がかかり、自然と水分が身体の下へと下がっていきます。それにより、数時間後にはむくみが取れていることがほとんどです。

女性がむくみやすい理由は?

むくみは、筋力の弱い女性や中高年の人に多くみられる症状です。また、長い時間同じ姿勢でいるとむくみが生じやすくなります。机に長時間向かっている事務職の女性や立ち仕事がメインのショップ店員の人などは、仕事終わりに靴がきつくなった経験があるかもしれません。これは「むくみ」が原因です。

長時間同じ姿勢でいると、重力の影響で身体の水分が下のほうに集まってきます。通常は、これを身体の上に押し上げることができますが、筋力が不足しているとポンプ機能が十分に働かないケースがあります。

体の部位別むくみをとる方法

むくみが生じやすい部位としては「顔」と「足」の2つがあります。

まず、顔のむくみをとる方法ですが、マッサージが有効です。顔にたまった余分な水分を下に流すイメージで、やさしくマッサージをしていきます。このときのポイントは、首のリンパもマッサージすることです。顔だけでなく、首の通りをよくしておくことで老廃物をスムーズに排出することが可能となります。

次に足のむくみは、足の付け根を中心にマッサージするとよいでしょう。足の付け根にはリンパがあり、そこを刺激することで老廃物が流れやすくなります。

足の付け根がほぐれてきたら、ふくらはぎ、足首、足の裏とマッサージの範囲を広げていきます。重力の影響で水分が溜まっている状態なので、下から上に押し上げるようにマッサージしていきます。手のひら全体を使い、強めの力で圧を加えることで、少しずつむくみが解消していきます。

また、頻繁にむくみが生じる場合は、筋力をアップさせることも大切です。ウォーキングやランニングなど、適度な運動を続けることでむくみにくい身体にすることが期待できます。

全身のむくみに効く食べ物

むくみに効くといわれる食べ物には、「海藻類」「アボカド」「バナナ」などが挙げられます。これらの食べ物にはカリウムが豊富に含まれています。カリウムには、ナトリウムを運ぶという性質があります。

ここでいうナトリウムとは「塩分」のことです。血液中の塩分量が増加すると、それに比例して水分の量も増加します。これは、ナトリウムに水分を取り込む作用があることが影響しています。塩分の多い食事をとるときは、海藻サラダやアボカドサラダなどを一緒に摂取すると、むくみを軽くすることが期待できるでしょう。

また、「きゅうり」「スイカ」「冬瓜」もおすすめです。これらの食べ物には「サポニン」が豊富に含まれています。サポニンには利尿作用があり、増えすぎた水分を効率よく体外に排出する役目を果たします。

むくみには「野菜」や「果物」の摂取が効果的とされています。日々、バランスの良い食事を意識しましょう。

体ケアと栄養バランスでむくみをとろう

身体がむくんでいると、体重以上に太った印象を与えてしまいます。朝起きたときに顔がむくんでいると、人に会うのも憂鬱な気分になってしまいます。そうならないためにも、毎日コツコツとケアしていくことが大切です。

むくみを予防するためには、「適度な運動」と「バランスの良い食事」が欠かせません。

スクワットなど負荷の多い運動をするよりも、ウォーキングを毎日続けていくほうが、むくみ解消には効果があるといわれています。特にむくみの発生しやすい「足」の筋力を中心に鍛えるとよいでしょう。

足の筋力がアップすることで、血液のポンプ機能が正常に作用するようになり、むくみを最小限に留めることが可能となります。

また、長時間同じ姿勢でいるとむくみやすいので、適度にストレッチなどをすることでむくみが悪化するのを防ぐことが期待できるでしょう。

「バランスの良い食事」を取るためには、毎日三食しっかりと食べ、野菜の摂取を意識することが大切です。野菜の一日の摂取量の目安は350グラムです。実際にこの摂取量をとれている人は多くありません。生野菜はもちろん、野菜ジュースやサプリメントなども上手に取り入れて、バランスの良い食生活を目指しましょう。そうすることで、むくみ知らずの健康な身体を手に入れることができるはずです。

B/Hマガジン編集部

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