そもそも美しい肌とは？美肌の定義について
美肌の定義は3つの要素から成り立っているとされています。1つ目は、みずみずしく潤いがあることです。これは、肌の角層が良い状態で保たれており、水分を多く含んでいると分かる肌です。実際に肌を見てみるとキメ細やかで、触れば柔らかくしっとりとしているのが分かります。
そして2つ目は、透明感があり血色の良い状態であることです。肌のターンオーバーが正常なので乾燥していません。そのうえ、血液循環とメラニン代謝も正常なので、肌のコンディションも抜群です。このような状態の肌を見ると、全くくすみがありません。また、触ると滑らかな感触があります。
最後に3つ目は、肌に弾力とハリがあることです。コラーゲンがしっかりと生み出されており、肌の働きも十分な状態になります。このような肌は、近くで見るとしわやたるみがなく、触れると弾むような質感が感じられます。
もし、これらの状態に該当しなければ、今の肌は改善の余地ありと考えて良いでしょう。
肌をツルツルにするスキンケア方法は？
肌を綺麗にするために毎日のスキンケアは欠かせません。スキンケアで大切なものの1つといえば洗顔です。まず、すすぎはぬるま湯で行うことが大切です。冷たい水ですすいでしまうと皮脂が固くなり肌に残った状態になるので、汚れを取り除くことができません。逆に熱すぎると、皮脂が必要以上に洗い流されるので乾燥の原因となります。お湯の温度は32度前後を意識するようにしましょう。また、洗顔料はできる限り泡立てて使います。中途半端に泡立った状態で洗顔をすれば、肌を傷つけてしまいます。洗顔料はしっかりと泡立てて、肌に負担をかけないよう包むように洗うのがコツです。
次に、毛穴ケアです。毛穴に汚れが溜ると角栓になり、ぶつぶつが肌にできたように見えてしまいます。毛穴の汚れを取るには、ピーリングジェルや洗い流すパックなどが良いでしょう。洗い流すだけで汚れが取れるので、時間の節約にもなります。
さらに、保湿ケアも大切です。入浴後や冬などの乾燥がしやすいときは、保湿をしないと肌がカサつく恐れがあります。保湿クリームや化粧水で肌に潤いを与え、乾燥を防ぎましょう。
美肌をつくる生活習慣とは？
美肌を手に入れるには生活習慣の改善も必要になります。改善したいのが睡眠です。肌のターンオーバーは寝ているときに行われます。しっかりと睡眠がとれなければ、肌にダメージが残ったままになります。睡眠をとって、肌が生まれ変われる環境をつくってあげましょう。睡眠時間は6～7時間が目安になります。
次に、食生活の改善です。肌によくないのが脂質と糖質の過剰摂取です。ジャンクフードは脂質と糖質が大量に含まれているので、食べる機会が多いと肌に悪い影響を及ぼすことになります。肌に良いとされるのがたんぱく質とビタミンA、そしてビタミンB2・B6です。これらが多く含まれる食材は、牛や豚、鶏などの肉類です。また、レバーからは良質なビタミンが摂取でき、マグロや納豆なども豊富です。これらの食材を意識して食べてみてかいかがでしょう。
運動も肌に重要な役割を果たします。運動は血行を良くするのに最適です。血行が悪くなると、肌に栄養が届きません。そのため、肌に不調が見られるようになります。ジョギングやストレッチなどの軽い運動を定期的に行って汗をかけば、血行も改善されます。
最後に注意したいのが、タバコやお酒です。タバコは血管を細くする作用があり、細くなると栄養を隅々まで送ることができなくなります。そのうえ、肌に必要なビタミンを破壊するため、肌には全く良くありません。お酒は、少量であれば血行を良くするので問題ありません。ただし、大量に飲むとアルコールを排出するために肌の大切な成分であるたんぱく質やビタミンを一緒に排出してしまいます。連日の飲酒は体にも悪影響を及ぼすので、危険です。
美肌へのアプローチ方法を知って肌をツルツルにしよう！
綺麗な美肌を手に入れるには、正しいスキンケアと生活習慣の改善が必要不可欠です。スキンケアは、洗顔と毛穴ケア、そして保湿です。これらを正しく行うことで肌の状態をキープすることができます。生活習慣は睡眠をしっかりとり、さらに正しい食生活を心掛け、運動も定期的に行うことが大切です。生活習慣の改善ができれば、内側から改善されるので今よりも肌の状態が良くなるかもしれません。しかし、間違った方法で行ってしまうと、結局肌を痛めることにつながります。
大切なのは美肌への正しいアプローチ方法をマスターすること。今回紹介した方法だけでなく、さまざまな方法を試しながら自分に合った方法を探してみてはいかがでしょうか。
