花粉症の基礎知識
花粉症の原因
そもそもなぜ花粉症になってしまうのでしょうか?
年々増加している花粉症患者数。実は地球温暖化やスギ花粉の飛散量が年々増加していることが大きな原因です。また、室内にあるダニのフンや死骸が花粉に敏感なアレルギー体質を作りやすくなっていることも。花粉症の原因となる環境(ダニ、ハウスダスト)を改善し予防しましょう。
花粉症の時期・季節
花粉症は症状の重さや、原因となるアレルゲンなど人によって違いがあります。花粉症にならないように...と毎日気にかけるのは思いの外大変ですので、準備をしておくべき時期を把握することが大切です。まずは花粉症の種類や季節・症状を知り、その時期に合わせて免疫力を高めるカラダ造りをしてみてはいかがでしょうか。
花粉症の種類
花粉の種類を知っておくことも大事なポイントです。花粉症と言えばスギやヒノキが有名ですが、ブタクサやハンノキの花粉も原因になります。季節や地域によって花粉の量・種類が様々なので、自分が住んでいる地域の植物を把握しておきましょう。
花粉症予報はあたる?
前年の夏の気温が翌年の花粉飛散量に影響があるのを知っていますか?早めに翌年の花粉量を調べ、対策・準備をしておくといいでしょう。花粉が飛ぶ時期になったら花粉症予報を確認するのも大切です。その日の気温や天気、花粉が飛ぶ量を確認し、花粉を部屋に持ち込まないように気をつけましょう。
花粉症の検査・チェック方法
花粉症の検査・チェック方法の種類
それでもいざ!花粉症になってしまったら、市販の薬などで症状を抑えたり病院に行こうと思う方も多いはず。さて、ここで疑問です。花粉症のような症状が出た時、病院は何科に診てもらうのがいいのでしょうか?適切な検査、診断してもらうためにも自分の症状を把握しておくことが重要です。あなたが一番辛い症状は何ですか?どんな症状がいつ頃から出ていますか?
花粉症と風邪の違い
花粉症は鼻水や連発するくしゃみなどの症状が多く、風邪だと思い込んでしまい花粉症に気付かないことがあります。「たぶん風邪だろう」「自分は花粉症になる気がしない」と自己判断せずに早めに病院にかかりましょう。
これはNG!花粉症を悪化させる原因
少しでも不快な症状を和らげるために食生活を見直し、体質改善したいと考える人も多いのではないでしょうか。とくにインスタント食品に多く含まれるトランス脂肪酸は免疫力を低下させると言われているため、花粉症にはよくありません。その他、アルコールや辛いものの摂取は控えたほうが良いかもしれません。甘いものや、動物性たんぱく質の摂り過ぎもアレルギーを悪化させる原因になります。体質改善、花粉症予防のためにも毎日の食事を見直しましょう。
花粉症の症状、こんな時どうしたらいいの?
花粉症で蕁麻疹が出たら
虫刺されなどの皮膚のかゆみは塗り薬で治まることが多いですが、塗り薬であまり改善しないこともあります。例えば、花粉症が原因の蕁麻疹の場合です。蕁麻疹も花粉症も化学伝達物質の過剰分泌が原因で発症します。そのため、花粉症が原因で蕁麻疹になることもあり、そのような蕁麻疹を「花粉症蕁麻疹」と言います。花粉症蕁麻疹の特徴は赤色描記症というもので、かゆい部分をかくとミミズ腫れのように皮膚が赤く腫れてしまいです。花粉症蕁麻疹かも?と思ったら早めに受診しましょう。
この眠気どうしたらいい?花粉症の悩み
花粉症の症状の中でもつらい眠気。仕事や家事の最中に強い眠気に襲われたり、運転中に眠くなってしまうなど生活に大きな支障が出てしまいます。また花粉症で起こる眠気の特徴として「昼間は眠いのに夜眠れない」ということもあるためストレスがかかる一方に。服用中の薬を変更してみたり生活習慣、食生活の見直しをしてみましょう。
新薬も登場!自分に合った花粉症薬の選び方
花粉症の症状は早くて1カ月、長くて3カ月ほど続きます。マスクを着用しても改善されない、一日中鼻がつまって苦しいなど、日常生活に支障をきたすという人も少なくないでしょう。そんな花粉症の症状を少しでも和らげるために薬を服用する人も多いと思いますが、自分に合った薬を選ぶことが重要です。適切な花粉症対策が行えるよう、花粉症薬の種類についても詳しく知っておきましょう。
花粉症の予防と対策
花粉症対策グッズなどをうまく活用しよう
花粉症対策として代表的なグッズといえばマスクやメガネ。マスクはサイズ・色・機能もさまざまなものが出ています。女性には、メイクの上から使える花粉予防スプレーなどもおすすめです。自分好みのグッズを上手に取り入れて、つらい花粉症の季節を乗り切りましょう。
参考サイト(外部)
花粉症の主な症状や原因、治療法など:アレルギージャーナル