症状が和らぐことも!?花粉症対策で押さえておきたい布団のケア方法

症状が和らぐことも!?花粉症対策で押さえておきたい布団のケア方法

花粉症の人は1年中、何らかの花粉に苦しめられがちです。屋内、屋外にかかわらず鼻水や目のかゆみに苦しめられるため、ストレスが溜まっていくでしょう。しかし、花粉症は小さな工夫で症状を抑えることも可能です。たとえば、毎日使う布団を見直してみましょう。布団は花粉が付きやすいものの、布団の干し方を工夫するだけでも有効な花粉症対策になり得ます。この記事では、花粉症と布団ケアの関係について解説していきます。

布団に大量の花粉が付着したまま寝るとどうなる?

花粉は目に見えないほど小さいので、布団に付着していても気がつきません。そのため、花粉だらけの布団で寝てしまっている人も少なくないのです。しかも、一般的な睡眠時間で考えれば6時間から8時間は花粉を吸引し続けている状態が続きます。寝る前は症状が治まっていた人も朝起きると花粉症がひどくなっていたケースが珍しくないでしょう。具体的には、鼻水、くしゃみ、目のかゆみといった症状が顕著に現れます。

そして、布団に花粉が付いているにもかかわらず放置したまま過ごしている人もいます。その結果、花粉症の薬を飲んだりマスクなどで花粉を遮断していたりしても、睡眠時間になると花粉を防げません。さらに花粉は時期によって量が変わるものの、基本的にはほぼ1年中、何らかの花粉が大気を飛びかっています。本来なら避けられたはずの花粉さえ布団に付着してしまったばかりに被害を受けてしまうこともありえるでしょう。花粉症の自覚があるようであれば布団の正しいケアが重要です。

花粉症の時期は布団を外に干しても大丈夫?

布団に花粉が付いてしまう原因としては「窓から入ってきた」「衣服に付いていた花粉が布団に移った」などが考えられます。しかし、最も可能性が高い原因は「布団を外に干していたため花粉が付着した」でしょう。しかも、布団は衣類と比べて面積が広く、花粉を寄せ付けやすい傾向にあります。花粉症の人は、何の対策もないまま布団を外で干さないようにしましょう。また、定期的に布団をクリーニングに出すなどして、表面を美しく保つようにします。たとえ花粉症が悪化していなくても、花粉が目に見えない限り付着している量が判断できないからです。

花粉を考慮して布団を干すなら、屋外よりも屋内がおすすめです。屋内であれば花粉の量が格段に減りますし、エアコンなどを駆使すれば乾きにくさも克服できます。しかし、それでも「太陽の光で布団を干して気持ちよく寝転びたい」という人は少なくないでしょう。また、屋内では布団を干せるだけのスペースを探しにくいデメリットもあります。どうしても布団の外干しにこだわりたいなら、付着した花粉をケアする方法を覚えておきたいところです。

自宅でできる布団ケア方法教えます!

布団に花粉を付けないためには、大前提として「布団を干す日を選ぶ」ようにしましょう。花粉のシーズンで、快晴の日には外干しをあきらめるのが賢明です。前日に雨が降った場合も花粉が大量発生する可能性が高いので注意します。また、天気予報をこまめにチェックし、花粉の量を見極めてから布団を干しましょう。なお、布団を干すときには、裸で大気にさらしていると花粉がたくさん付着してきます。布団カバーをかけて花粉から守ってあげるといいでしょう。

そして、布団を取り込む際にも手間をかけます。まずはしっかりと布団をはらい、花粉を落とします。とはいえ、しつこい花粉ははらったくらいでは完全に落とせません。そこで、残った花粉をきれいにするには掃除機を使いましょう。布団の全体に掃除機をくまなくかけ、安全に眠れるようにします。ただし、普通の吸い込み口だと花粉を吸い込むには大きすぎるときもあります。家電店などで購入できる花粉用の掃除機ノズルを使えば、小さな花粉もスムーズに吸い込めるようになるでしょう。あとは、これらの花粉ケアを面倒くさがらず習慣づけることが大切です。

家の中に花粉を持ち込まないことが基本

布団に直接付着した花粉だけが侵入ルートとは限りません。そのほかの経路から花粉が室内に入ってくると、布団以外にもさまざまな衣類、日用品に付着してしまい、花粉症を悪化させます。どんな経路であれ花粉を持ち込まないよう意識を徹底させましょう。たとえば玄関口では衣服の花粉をはらい落としてから入るようにします。ただし、強く叩くと花粉は舞い散ってしまいます。あくまでも優しくはらうのが得策であり、ブラシを使うのも有効です。コロコロタイプのクリーナーもすみずみまで掃除ができて便利です。

そして、持ち帰った花粉はすぐに洗い流します。衣服だけでなく皮膚や髪の毛、体毛にも花粉は付着しているからです。洗顔や手荒い、うがいなどで花粉をきれいにしていきましょう。できれば帰宅したら最初にお風呂に入ってしまうのも効率的な方法です。花粉が付いたままの衣服と体で屋内を動き回ることは厳禁です。それでも症状が治まらないなら、サプリを試してみるのもいいでしょう。花粉症の時期には、日常生活を振り返って徹底的に「花粉を持ち帰らず、屋内に留まらせない」ように気をつけましょう。

花粉症情報サイト(外部)

花粉症の主な症状や原因、治療法など:アレルギージャーナル

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