毎年お悩みの方必見!「梅干し」で花粉症予防ができる?

毎年お悩みの方必見!「梅干し」で花粉症予防ができる?

毎年、時期が来ると憂鬱な気分になる人も多いとされる花粉症。アレルギー性鼻炎をはじめ、倦怠感や頭痛、人によっては微熱が続いてしまうなどの症状が出ます。そんな花粉症対策に良いといわれる食べ物があります。それが、日本食によく合う「梅干し」といわれています。梅干しは手作りする人もいますが、スーパーマーケットやコンビニでも気軽に購入できる身近な食べ物です。では、なぜ梅干しが花粉症予防に良いといわれているのでしょうか。気になるその理由と、梅干しを使ったかんたんレシピなどをご紹介します。

1粒に驚くべきパワーが!?梅干しの栄養価

梅干しは日本人にとっては比較的身近な食べ物で、日の丸弁当やおにぎりの具材など、いろいろな料理に使われています。梅にはさまざまな栄養素が含まれていますが、特に豊富に含まれているのがクエン酸です。クエン酸は、疲労回復・疲労防止に良いとされています。また、クエン酸には、カルシウムの吸収を助ける役目もあるのです。カルシウム不足が継続していると、骨粗しょう症になる可能性が出てきます。それを予防することも期待できます。

さらに、梅干しは、ミネラルバランスを正常に保つサポートもするといわれています。通常、酸性の食べ物を食べ過ぎると、血液も酸性に傾き、血流が悪くなります。しかし、梅干しは強いアルカリ性の食べ物なので、血液をph7.4程の弱アルカリ性に整え、健康的なバランスを保つのです。梅エキスには「ムメフラール」という血液サラサラ成分が含まれており、これが血流を良くすることにつながるとされています。

梅干しはなぜ花粉症にいいの?

梅干しが花粉症に良いといわれている理由は、花粉症の薬に含まれている抗ヒスタミン薬と同じような役割をするからです。動物実験によって、ヒスタミンを抑制する効果を調べた結果、抗ヒスタミン薬で87.9%、梅肉エキスで57.3%だったことがわかっています。抗ヒスタミン薬ほど高い効果は期待できませんが、梅肉エキスは薬のような副作用がない分だけ安心して口にできるのです。

梅干しを摂取することで血流を改善し、新陳代謝も活発にします。これによって、花粉症そのものになりにくい体質を作ることができるとされているのです。しかも、新陳代謝が活発になると体温が上がり、それが免疫力を高めます。たとえば、余分な水分が体外へ排出されやすくなるので、花粉症の症状である鼻水やのぼせなどの軽減にもつながるでしょう。

梅干しを使ったかんたんレシピ1

梅干しと同じく、花粉症にも良いといわれているレンコンを組み合わせた「れんこんの梅豆腐マヨ和え」は、お弁当にもぴったりです。材料は、レンコン300g、すし酢と水を各大さじ1です。また、豆腐マヨネーズ用の材料として絹豆腐150g、オリーブオイル大さじ2、マスタードと酢を各大さじ1、塩小さじ2分の1、胡椒少々を使用します。ほかに、かいわれ大根と梅肉が各適量必要です。

レンコンをあらかじめ皮をむいた状態で薄くスライスしておきましょう。耐熱容器にレンコンとすし酢・水を入れて600Wの電子レンジで1分間温めます。そのあいだに、豆腐マヨネーズを作ります。豆腐マヨネーズ用の材料をすべてフードプロセッサーで滑らかになるまで混ぜれば出来上がりです。フードプロセッサーがない場合は、フォークなどで混ぜ合わせても簡単に作れます。出来上がった豆腐マヨネーズ大さじ2とレンコン、叩いた適量の梅肉をボウルで和えて完成です。皿に盛り付けたら、かいわれ大根を乗せれば見栄えも美しくなります。作った豆腐マヨネーズがもし余れば、冷蔵庫で1週間ほど保管できます。

梅干しを使ったかんたんレシピ2

梅干しを使ったかんたんレシピの2つ目は「梅とエノキの鶏つくね」です。梅だけではなく、大葉も使っている花粉症の人におすすめのレシピとなっています。材料は鶏ミンチ250g、エノキ1袋分、大葉10枚、梅3粒、しょうゆと酒を各大さじ1、塩コショウ少々、片栗粉大さじ1です(つくね8個分)。

エノキ、2枚分の大葉、種を取った梅をそれぞれ、みじん切りにします。鶏ミンチは、しょうゆや酒、塩コショウ、片栗粉などを混ぜて8等分にし、丸めて大葉を巻きましょう。それから、熱したフライパンに油を適量入れて、鶏つくねの両面をキツネ色になるまでこんがり焼いて出来上がりです。つくね自体に味がしっかりついているので、それ以上に味付けをする必要もありません。そのまま食べるもよし、鍋やスープに入れて食べるもよしです。

花粉症予防には食事を心がけて!

花粉症予防をしたい場合、薬などを利用するのも良いかもしれませんが、普段の食事にも気をつけてみましょう。花粉症に良いとされる食べ物は、いろいろあります。そのひとつが、日本食にもぴったりな梅干しなのです。梅干しには、花粉症治療の際に使われる抗ヒスタミン薬と似た成分が含まれており、花粉症のさまざまな症状が和らぐ可能性が期待できるとされています。もちろん、どういった体調の変化が起こるかについては、個人差があるでしょう。しかし、梅干しに対してアレルギーがあったり、苦手だったりという人以外は、毎日摂取することを心がけてみるのもいいのではないでしょうか。

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花粉症の主な症状や原因、治療法など:アレルギージャーナル

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