太もも痩せを諦めるのは早い!効果を期待できる食事と運動とは

太もも痩せを諦めるのは早い!効果を期待できる食事と運動とは

細身のパンツやミニスカートを履くときに、太ももが細ければかっこよく決めることができます。しかし、そのためにダイエットを頑張っても、太ももはなかなか痩せられないと感じている人もいるのではないでしょうか。太もも痩せをするためには、太ももが太くなった原因を知り、原因に合わせた対処法を行っていくことが必要です。この記事では、太もも痩せをするために、どんなことに気を付けて運動や食事などを行えばいいのかを解説します。

目指せ太もも痩せ!必要な運動やマッサージ

「太ももが太い」といっても、その原因は人によってさまざまです。そのため、まず何が原因で太ももが太くなっているのかを知ったうえで、その方法に合わせて対処を行っていくことが欠かせません。太ももが太くなる原因は、むくみ、筋肉、脂肪、骨盤のゆがみなどがあります。運動をしている人やハイヒールをよく履く人は筋肉がつくため、太ももが太くなりがちです。これを解消するためには、鍛える場所を意識した運動を行うことがポイントとなります。足には太い筋肉があるため、昔運動をしていて今はやめてしまった人の場合、筋肉が脂肪に変わっていることが少なくありません。そうなると、他の部位と比べて太さが目立ちやすくなります。また、足にはセルライトができやすいため、少しくらいの運動では、なかなか脂肪を燃焼できないのです。

むくみは、血行不良によって老廃物が溜まりやすくなることが原因で起こります。男性と比較して女性は冷え性の人やむくみやすい人が多い傾向です。女性のほうが男性と比べて足の筋肉が少ないため、血液やリンパ液を心臓まで運びにくいことが原因といえます。むくみを解消するためには、リンパマッサージを行うことが効果的です。骨盤のゆがみは骨盤周辺の筋肉が固まったり緩むことが原因で起こり、その結果、骨盤の位置や角度にずれが生じてしまいます。骨盤のゆがみが原因で太ももが太い人は、骨盤のゆがみを矯正するだけで太もも痩せをすることが期待できます。

脂肪燃焼を期待!有酸素運動

足の中でも痩せにくいといわれている太ももですが、痩せないわけではありません。効率良く太ももに負荷をかけるためにおすすめなのは、有酸素運動です。有酸素運動には、ジョギング、水泳、エアロビクス、サイクリング、ウォーキングなどがあります。有酸素運動とは、負荷が少なく、ゆったりした動きを持続して行い、酸素を体内に取り入れることによって脂肪を燃焼する運動です。運動を行うと、まず血液中の糖がエネルギーとして使用されます。次に、筋肉の中にあるグリコーゲンという糖分を燃焼させることによりエネルギーにするのです。

ダイエットで落としたい脂肪が燃えるのは3番目になるため、なかなか燃焼しません。しかし、脂肪は酸素をエネルギーとして燃える性質があるため、有酸素運動をすることによって脂肪が燃えやすくなるのです。有酸素運動を行うと、筋肉よりも先に体脂肪が燃えるともいわれているため、有酸素運動はダイエットに向いた運動であるといえます。

リバンドしにくい体に!無酸素運動

有酸素運動は脂肪を燃焼させやすい運動ですが、消費カロリーを多くするためには長時間にわたって行うことが必要です。しかし、これは、運動初心者にとって簡単なことではありません。しかし、有酸素運動を行う前に無酸素運動である筋トレを行うと、筋肉が増えるために代謝が上がり、脂肪が燃えやすくなります。つまり、有酸素運動をする前に筋トレをすることで、脂肪が燃えやすくなる環境を作ることができるのです。太ももを細くする筋トレを行うことで、太ももに筋肉がついて無駄な脂肪を燃焼しやすくなるだけでなく、太ももが引き締まり、見た目も美しくなるのです。

太ももの太さが気になる場合、運動するとさらに筋肉がついて太くなるような気がしますが、必ずしもそうではありません。脂肪と筋肉が層のようになっている場合もありますし、体の使い方の悪さが原因で余計な負荷がかかった結果、筋肉がついてしまうこともあるのです。前者の場合は筋肉を鍛えることで太ももは細くなりますし、後者の場合は、正しい使い方を意識することで太ももが細くなっていきます。女性の場合、体脂肪が15%以下の人を除けば、筋トレをすることによって太ももを細くすることが期待できます。

せっかくダイエットを行っても、リバウンドしてしまうことがあります。リバウンドの原因になるのは、基礎代謝の低下です。筋トレなどの無酸素運動をすることによって基礎代謝が上がるため、リバウンドしにくい体を作ることができます。太もも痩せをするには、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせて行っていくことがポイントです。

老廃物を排出!リンパマッサージ

太ももについた脂肪やセルライトを落とすためには、運動するだけでは十分ではありません。太もものリンパマッサージを行うことによって塊がほぐれていき、燃焼しやすくなります。リンパが滞ることによって、むくみやセルライトが出やすくなり、その他にも疲れが抜けない、肩こり、冷え性、肌荒れなどの症状が出てくるのです。体内の老廃物は静脈によって回収されますが、リンパ管でも回収されます。リンパ液は、血液とは違い、筋肉が動くことにより体内をめぐるため、筋肉をつける必要があるのです。さらに、皮膚の上からリンパマッサージをすることで、リンパ液が流れやすくなります。

リンパマッサージを行うタイミングは、血行が良くなっているお風呂上りがおすすめです。リンパマッサージを行う前は、皮膚を傷めないようにするためにクリームを塗りましょう。痛気持ちいいくらいの強さで行うとよいです。リンパマッサージを行う方法は、さする・つまむ・もむ・指で押すなど、さまざまな方法を取り入れるとよいでしょう。

太もも痩せのために!食事で取り入れたい栄養素

ダイエットというと、食事制限を行うことが手っ取り早いため、実行する人もいるかもしれません。しかし残念ながら、太もも痩せは食事制限では効果を実感することが難しい場合が多いです。脂肪がつきすぎていて太ももも太くなっている場合は、摂取カロリーを減らせば太ももも細くなっていきます。しかし、上半身は細いのに下半身が太い場合は、食事制限をしたからといって痩せることができない場合がほとんどです。脂肪太りの場合も、食事制限を行う時には注意しなければなりません。上半身と下半身を比較した場合、上半身が1に対して下半身は6の割合で脂肪を溜め込みやすい構造になっています。そのため、単に摂取カロリーだけを減らす食事制限ダイエットを行うと、上半身と下半身のバランスが悪くなる可能性があるのです。下半身太りの人の場合、食事制限を行うことで栄養不足からむくみや冷え性になることがあります。セルライトもできやすくなるため、安易に食事制限をするのはおすすめできません。

太もも痩せをするために効果的な食事のポイントを知っておくとよいです。脂肪を溜め込みやすい炭水化物や脂質の多い肉、糖分の多いものは食べ過ぎないようにしましょう。筋肉をつけるために、赤身の肉や大豆、魚などの良質のたんぱく質を積極的に摂るように心がけるとよいです。むくみの原因となる塩分は控えめにしましょう。体を温める効果のあるショウガや根菜類を積極的に摂るとよいです。特に、カリウム、ビタミンBとクエン酸を食事の中で摂るようにしましょう。

必要以上の塩分や糖分を排出するカリウム

むくみが原因で太ももが太い人の場合、むくみを解消することが必要となります。特に摂りたい栄養素は、利尿作用があり、むくみの原因となる余分な塩分、糖分、水分を体外に排出する働きがあるカリウムです。ほうれん草やキャベツ・キノコなどの野菜類、昆布やわかめ・ヒジキなどの海藻類、大豆やピーナッツ・アーモンドなどの豆類、キウイやバナナ・レーズンなどの果物にカリウムが多く含まれます。鰹節や煮干しなどの魚介類で取ったダシはカリウムが多く含まれており、おすすめです。また、ドライフルーツにもカリウムが多く含まれますので、積極的に摂りたい食材ですが、糖分も多いため食べ過ぎに注意しましょう。

新陳代謝や血行促進をサポートするビタミンBとクエン酸

太ももが太いことを気にしている人は、ビタミンBが不足している可能性があります。ビタミンBは、糖質や脂質をエネルギーに変換する働きをしてくれるのです。そのため、ビタミンBが不足していると、糖質や脂質をエネルギーに変換できません。その結果、脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。ビタミンBが不足すると、お腹はいっぱいなのにもっと食べたくなってしまうという困った現象が起こるのです。また、たんぱく質が不足すると、脂肪が燃焼しにくくなるだけでなくむくみやすくなります。たんぱく質が効率良く働くためには、ビタミンBが欠かせません。新陳代謝をよくするためにも、ビタミンBを摂取するように心がけることが必要です。

さらに、クエン酸をしっかり摂ることで血行が良くなり、新陳代謝が上がることにもつながります。クエン酸だけを摂ればよいというわけではなく、バランスの良い食事や運動をすることにより、クエン酸の効果も期待できるのです。血行が良くなれば冷え性が改善され、新陳代謝がよくなればむくみも解消しやすくなります。

脂肪を溜めない!オイルをインド発祥の「ギー」に変える

インドの一般的な家庭ならどこにでもあるといわれている「ギー」は、長期間常温保存しても酸化しにくい油です。ギーにはビタミンAやビタミンE、βカロテンなどの栄養素が多く含まれています。さらに、ギーに含まれる中鎖脂肪酸や酪酸、共益リノール酸にはダイエット効果もあるのです。中鎖脂肪酸は、コレステロールが付きにくい・新陳代謝を活発にする・中性脂肪がつきにくい・溜まった中性脂肪を減少させる働きがあります。酪酸は、脂肪の分解を促進し、肥満予防も可能です。共益リノール酸は、脂肪燃焼効果・筋肉の増加と増強・代謝を上げる働きがあります。太もも痩せをしたい人は、調理に使う油をギーに変えてみてはいかがでしょうか。

太もも痩せのために!食事・運動ともに注意したいポイント

太ももが太くなる原因はさまざまですが、原因に合わせた対処法を取ることが必要です。太ももを細くするためには、脂肪が燃えやすくなる有酸素運動と筋肉をつける無酸素運動を組み合わせて行いましょう。食事は、摂取カロリーを制限する方法を行うだけでは痩せられないことが多いです。太ももが太い原因はむくみの場合もありますので、余分な塩分や水分を排出するカリウムを積極的に摂りましょう。また、代謝を上げて脂肪の燃焼につなげることができるビタミンB、クエン酸を摂るよう心がけることもポイントです。

B/Hマガジン編集部

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